止水板

長年この門を出入りしているが、これには全く気が付かなかった。
この門を入ったすぐのところに九条池があり、急な大雨になると
池が溢れて丸太町通やその南が水浸しになるのを防ぐために造られたものである。

ところが8月15日の大雨では池の水が溢れ、丸太町通は烏丸から間之町まで水びたしになった。
しかも間之町通は丸太町から100m程下がった竹屋町通り付近まで水に浸かり、
土嚢のお世話になるほどだった。

止水板があるのに何故と思われるかもしれないが、肝心の止水板がどこにあるか
宮内庁事務所の職員が把握していなったというお粗末である。
これは人災であると息巻いている人の気持ちもよく理解できる。

今回の台風では、幸いなことに出番がなかったようで何よりである。