上賀茂神社

京都産業大学日本文化研究所特別客員研究員発表会終了後、
メンバーの一人Kさんの案内で上賀茂神社を訪れた。

今年は42回目の式年遷宮に当り、権禰宜の案内で
その様子を説明してもらい、内部まで見せてもらうことができた。


この本殿の前で天皇陛下がお詣りされるという。
1枚だけという内許を得て、貴重な写真を撮らせてもらった。

浄掛といって、これを首から掛けてお詣りをする。いわば
神職の白装束の代わりである。社殿の古い檜皮古材が含まれている。

丁度、葵祭の祭事の一つである「競馬会神事(くらべうまえしんじ)」に向けて
馬の調教が行われていたところである。

同じくメンバーのSさんによれば、5日の本番当日は大変な人だが、
二頭の馬の組み合わせを決めるための5月1日の「競馬会足汰式(あしそろえしき)」は
比較的人が少ないとか。
さすが京都検定1級の集まりならではの話を、随所に聞くことができた。

御白砂を本殿に奉げたが、そのお返し(?)に清めの白砂をいただいた。
どこに撒くのかと聞かれたので、「もちろん、鬼門に」と答えておいた。