六勝寺跡

岡崎地区一帯が国の重要文化的景観に指定された。
京都市美術館や国立近代美術館、京都会館などの文化ゾーンに加え、
最近脚光を浴びてきた疏水を中心とした南禅寺別荘群も含まれている。
エリアとして保存してほしいものであるが、平安時代この一帯には
六勝寺と呼ばれる「勝」の付く六つのお寺があった。

法勝寺、尊勝寺、延勝寺、円勝寺、最勝寺そして成勝寺である
京都検定に出るであろうと必死に憶えた)。


いま仕事で関わっているところの住所は最勝寺町であるが石碑はない。
小さなアパートが建築予定だが、その前に埋蔵文化財の調査が行われている。
こんな狭い面積でも発掘調査をするところを見ても、
この地区の歴史の奥深さが想像できる。