郡山の先生方との交流会

まこと幼稚園(京都府向日市)の園長が福島出張の際に、
現地の幼稚園協会の関係者に「何かしてほしいことはありますか?」と聞いたところ、
「見えない放射能の恐れがある中、日々子どもたちと向き合っている先生方を
リフレッシュさせてほしい」という答えが返ってきた。2012年のことである。

1年の準備期間を経て、6名の先生方を3泊4日で京都に招待し、
観光地巡りや舞妓体験など文字通りリフレッシュしてもらうことができた。

3回目となる今年も6名の先生方が来られ、京都のお母さん方との
交流会があった。


各幼稚園が作った現状を著したチラシを手に、
皆さんが説明をしてくれた。

4年半が経過し徐々に外遊びが復活してきた幼稚園もあるが、
実質は1時間程度に制限しているようである。

この幼稚園では今年になって、震災後初めて砂遊びを行ったとある。
この砂はミンナソラノシタという向日市のお母さん方グループが、
オリジナルグッズを売って、その収益と全国からの寄付金をもとに
郡山市私立幼稚園協会に寄贈したホワイトサンドである。

最後に子どもたちとお母さん方が歌を披露したが、
その様子をカメラに撮る先生方。
やはり子どもが好きなんだなという表情がよく現われている。