大文字山から

大文字山は足慣らしには丁度良い山である。
京都市内から見える「大の字」は頂上ではなく火床にあたる。
正式な頂上はこれから上にある如意が岳である。

眼下に見える伽藍は真如堂でその左手に金戒光明寺(黒谷さん)が見える。
その向こうには京都大学医学部のキャンパスが広がっている。
iPS研究所もこの中にある。

更にその向こうの森は京都御所。左手奥には二条城も見える。

右に目を転ずれば、五山の送り火の妙法が見える。
その奥は岩倉方面か?
静原のごみ焼却場の煙突が目立っている。

眼下にはウェスティン都ホテルの建物が。
その左の粟田山頂には、青蓮院が先ごろ建築した青竜殿が見える。

遠く右手に見えるのは天下分け目の戦いがあった天王山、
左手の小山は石清水八幡宮の森である(男山)。
その遠く向こうは霞んでいるが、大阪市内の高層ビルディングが見える。
写真ではよく分からないが、この日は阿倍野ハルカスも見ることができた。