グループ諧・神護寺


高雄から300段以上の石段を上ると、神護寺の山門が見えてくる。
文字通り山寺と言う感じがする。

山内は広々としていてスケッチするにはうってつけであるが、
念のため許可をいただいた。紅葉にはまだ間があったので、参拝客は少なかった。


金堂は昭和10年に大阪の豪商が寄進したものである。
ここにたどり着くにも急な石段を登らなければならない。

眼下には清滝川が流れている。紅葉の時は絶景となるらしい。
小学校の遠足で、名物の「かわらけなげ」をしたことを思い出した。

和気清麻呂の創建になる寺であるが、その後空海最澄も入山している。
山寺ではあるが、国宝17点、重要文化財2883点を所蔵しているというから驚きである。
有名なものでは、伝源頼朝像、伝平重盛像、弘法大師灌頂暦名、両界曼荼羅(高雄曼荼羅)などなど。