尾瀬その2・長蔵小屋

燧ケ岳からの下山は、見晴ルートが土砂崩れで通行できないので、
長英新道を通り、尾瀬沼畔の長蔵小屋で荷を解いた。

お風呂があるのはとてもありがたく、汗まみれの身体と心を癒すことができた。

ご存知のように尾瀬の自然を守るため、人間の行動は厳しく制限されている。
洗面は可能だが石鹸やシャンプー、歯磨き粉などは使用禁止である。

トイレは浄化槽を使用した水洗ではあるが、トイレットペーパーを流さない配慮から
使用済みペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てる。
そのために温水便座が活躍しているのだが、ウォッシュレットを使ったのは恥ずかしながら
人生これが初めてであった。