伊吹山夜間登山

暑い昼間を避け、伊吹山の夜間登山を行った。
午後5時頃から登り始め、途中夕食を取りながら
ゆっくりと登ったので、頂上に着いたのは午後10時過ぎ。
同行の士は77歳と72歳と言うことで、休み休みを繰り返した登山となった。

事前予約をしなかったせいで、4軒ある頂上の小屋はどこも無人で、鍵が閉まったまま。
24時間空いているという避難小屋でお世話になったが、そこは伊吹山寺という小さなお堂で、
広さは6畳位。
抹香臭いのはまだしも、板敷の上に新聞紙を敷いただけで寝心地も悪く
30分おきに目が覚めた。でも雨露と寒さを凌ぐことができたのはありがたかった。

 4時41分
 5時3分


 5時6分

朝起きた時は晴れていたのだが、日の出近くなると
ガスが出てきて、ご来光もこんな有様であった。


「花の伊吹」と言われるくらい、色とりどりの花が咲くことで有名であるが、
この時期はユウスゲの群生が見事であった。


祇園祭に飾られるヒオウギも咲いていた。
この他、ホタルブクロやカワラナデシコも見ることができた。