聖ハリストス正教会

京都非公開文化財特別公開が11月7日までの予定で、21カ所で行われている。
新聞に大きく載ったこともあり、さして広くないこの教会は人で一杯であった。
ロシア・ビザンチン様式の聖堂の設計は、京都府庁本館などを手掛けた松室重光の手になる。

お堂の内部は写真撮影禁止なのでお見せできないが、
正面に30面のイコン(聖画)が嵌め込まれたイコノスタスが圧巻で、
しばし息を止めて見入ってしまったほどである。

ロシアでは、ソビエト時代に同じような教会が弾圧され、ほとんどが破壊されたので、貴重な文化財と言えると
解説に書いてあった。

おりからの晴天に恵まれ、ステンドグラスを通して太陽の光が堂内を照らしていた。
写真がないのが残念である。

9年前にはあったこのソテツは切り倒され、駐車場として利用されている。
教会経営は大変なのかもしれない!?