このお寺は観光寺院ではないので余り知られていないが、
国宝阿弥陀三尊像や重要文化財泣不動縁起絵巻ほか多くの寺宝を持つ
浄土宗8総大本山の一つである(浄土宗京都4大本山は、他に知恩院、金戒光明寺、百万遍知恩寺)。
隣接するビルから見ればその大きさが良く分かる。
奥の木立は京都御所。
京都守護職松平容保が幕末に逗留していたのが塔頭の松林院で、
今は佛教大学専修科で学ぶ若き僧侶たちの修行の場となっている。
訪れた時も、中からお念仏の合唱が聞こえてきた。
方丈中庭は小埜雅章作とのこと。初めて聞く名前なのでネットで調べてみたところ
坪庭を多く手がける現代の庭造り職人と知った。