東寺・後七日御修法

配られていたパンフレットに、真言宗総本山東寺(教王護国寺)の最高の儀式であると書いてあった。
鎮護国家、五穀成就、国土豊饒を祈願して真言宗各派総本山の高僧たちが、
七日間二十一ヶ座にわたり丹精込めてご祈念の修法を勤めるのである。

御修法(みしほ)は、宮中の重要な正月行事として、1日から7日までは神事として、8日から14日までは
仏事で営まれる。この後半の七日間を後七日(ごしちにち)と呼んで、東寺灌頂院で行われる。

だから菊の御紋の提灯と幕で飾られているのだろう。