気仙沼大島

さんさん商店街から見る防災対策庁舎3階部分

被災地を見てみたいという友人の弁護士夫妻を伴って、
2泊3日で宮城県沿岸を旅してきた。

南三陸町は、被災時はもちろん1年前と比べても大きく変貌していた。
街中が盛土でかさ上げされていて、防災対策庁舎だけがその谷間に取り残されているかの風景であった。
1年前までは立ち入れたその場所も、遠くから拝むしかない。
1年前のブログから


気仙沼も同様で、高さ5メートル強の防潮堤で、街を覆ってしまう構想が進行中である。
漁師さんにとって海が見えなくなるという寂しさや、
防潮堤があることにより安心してしまい却って備えを怠るという不安もあるようである。



3年ぶりに大島へ渡った。震災前から島民の悲願であった橋が漸く完成に近づいている。
フェリーのように中心部同士を結んでいる訳でなく、かえって不便になるかもしれないとは
島の人の話だったが、陸続きのメリットは大きいと思う。

久し振りの海鳳での豪華な夕食。


船を持っているので、採れたてのウニをサービスでいただいた。
殻付きのウニを3杯も食べたのは、生涯初めてではなかろうか。
これで8千円はお得である。


亀山の眼下には、新しい橋が見える。
大島も変わっていくのかもしれない。