祇園祭後祭

今年の前祭は山登りに行っていたので、せめて後祭りだけでもと思い、見物に出かけた。
2年前に復活した後祭りだが、前祭と違って御池通を東行するのが新鮮な気がする。


先頭を行くのはくじ取らずの橋弁慶山。
新刊小説「若葉の宿」は橋弁慶町にある小さな旅館が舞台で、祇園祭の巡行から書き始められている。


牛若丸と弁慶の五条大橋での様子を表している。


続いて北観音山。これもくじ取らずである。
ゴブラン織りの見送りが見事で、
祇園祭が動く美術館と言われる所以である。

河原町御池の辻回しには大勢の人がカメラを向けている。
無数に伸びた手がちょっぴり滑稽である。


工事現場の職人さんもしばし手を休めて、カメラマンと化している。

2014年に150年ぶりに復活した大船鉾、さすがに新しい。