鏡平山荘

昨秋開催された高校の同窓会で、山好きの同級生がいることを知り、一度みんなで行ってみようかと言うことになった。
計画は次の通り。
1日目:新穂高温泉(9:00)−鏡平山荘
2日目:鏡平山荘(6:00)−双六小屋 双六岳、三俣蓮華岳をピストン
3日目:双六小屋(6:00)−笠ヶ岳山荘
4日目:笠ヶ岳山荘(6:00)−笠ヶ岳ークリア谷ー新穂高温泉


午後の鏡池に写る大切戸、北穂、奥穂

早朝の槍ヶ岳
早朝の中岳、南岳、大切戸、北穂


今回初めて組んだパーティであるが、みな力の強いこと。
付いていくのに精いっぱいであった。


小屋の前のテラスで生ビールを飲んでいて知り合った3人組と意気投合し、
結局消灯時間まで飲んでいた。

宇都宮のカップルは100名山97座目の笠ヶ岳を目指し、大阪のDさんは
2周目の100名山とのこと。知り合いには5周目続行中の人がいるらしく、
何が面白いのかと話題になった。

例年になく残雪が多くピッケルとアイゼンを持っていなかったので笠は断念。
双六の後は鏡平山荘に再び宿泊。
この小屋にはBarがあり、暮れていく槍のシルエットを見乍ら、バーボンを傾けるという至福のひとときを。
福江さんという勧め上手な従業員もいた。

翌朝小屋を発つとき、「お世話になりました」と挨拶したら、
「また飲みに来てください」と小屋の人に返された。

山でこんな言葉を掛けられたのは、もちろん初めてである。