修学院離宮は事前予約制で、しかも倍率が高いと聞いていたので二の足を踏んでいたが、
当日受付もあり(空きがあれば)、入洛した友人を伴って訪問することが増えてきた。
上離宮隣雲亭から浴龍池を望む。
ここが修学院離宮では一番高いところである。
中離宮にある客殿の手すりの意匠は独特で、網干の欄干と呼ばれている。
杉戸の絵の作者は不明だが、鯉に掛けてある網だけは円山応挙作と伝えられている。
天下の三棚の一つ、霞棚。他の二つは桂棚(桂離宮)と醍醐棚(醍醐三宝院)。
このあたりは京都検定によく出そうである。
後水尾親王の宸筆