国宝展

開館120周年の京都国立博物館で開催されている国宝展。
「ぜんぶ国宝、純度100%」という浮ついたキャッチコピーはいかがなものかと思いながら、
平日の午後に出かけた。2年前に開催された琳派展では1時間ほど並んだが、
今回は特に並ぶこともなくスムーズに入館できた。
ただし中に入ると大混雑で、展示ケース前の行列が中々前に進まない。
音声ガイドのイヤホンを付けた人が立ち止まって聞いているのが、一因だと思う。


全期間が4期に分かれている中、この看板の雪舟の国宝が全部揃っているはいるが、1,2期限り。
例えば博物館すぐそばに在る智積院の桜楓図(長谷川等伯親子)の様に、
前期と後期に分かれて展示されているのも多い。一緒に展示してくれればいいものを、
なんか小出しにされているような感があるが、前売券4枚を買ってしまうという、
京博の戦略にまんまとはまってしまったかもしれない。

とは言え、約900点近くある国宝の1/4が集められていて、
普段の展示会なら絵画とか彫刻など興味のある物しか行かないのに比べ、
考古や金工、書跡、染織、絵巻物など、普段は見ることのない銘品の数々を見ることが出来、
充分目を肥やすことになり、とても値打ちのある展示会だと思った。

東京の友人が、わざわざ2、3期と跨って来るのも分かるような気がする。
お勧めの展示会である。


ミュージアムショップも大賑わい。


この建物は120年前に建てられた明治古都館。
特別展が開催されているのは、平成知新館である。

西の彼方を見れば京都タワーの真上に沈みゆく夕陽が輝いていた。
皆さん写真を撮っていたので、つられて1枚を。