節分会・追儺式鬼法楽・蘆山寺


その昔、まだ僕が幼かったころの京都では、節分の行事と言えば
吉田神社とここ蘆山寺が有名であった。
それが今では京都新聞の特集にある様に、多くの社寺で催されているのが知れ渡ってきた。


その代表格の一つ蘆山寺に出かけてみたが、ご覧のとおり十重二十重の人垣で、
他人の頭とスマホしか写っていないが、順を追って追儺式を見てみたい。


赤鬼、青鬼、黒鬼の三匹が入場し、鬼踊りを行う。
午後3時に式がスタートするが、雅楽の演奏や追儺師、福娘や年男等の行列があり、
鬼が出てくるまで30分は待っただろうか。


鬼たちがお堂の中に入って行く。
中では、厄除け開運・福寿増長の護摩供の修法が行われている。


やがて追儺師が現われ、東西南北と中央の5か所に邪気払いの法弓を放つ。


鬼たちは降伏し、ほうほうのていで退散していく。

蘆山寺の鬼たちは、どことなくユーモラスな仕草で人気があるようだ。