筍掘り

日本一の筍の産地と言われる乙訓(おとくに)地方で、
長岡京市観光協会主催の筍掘りを体験した。

同行は前の会社の関西在住同期者4名で、
地元長岡京市在住の西堀君が1日12名しかない狭き枠をアレンジしてくれた。

今日のフィールドはこちらである。

始めるにあたって簡単なレクチャーがあった。
竹藪があれば筍が採れるというものではなく、
1年間を通じて手入れが必要で、農家さんの苦労の賜物が立派な筍となって結実するのである。


筍掘り専用の鍬状の道具。文字通り「ホリ」と呼んでいる。
柄と身の長さが同じという独特のものである。

筍の生えている場所に予め印が付けてある。

竹べらを使って周りの土を5〜10センチほど掘り下げる。
筍に背中と腹があるというのを初めて知った。


腹の近くにホリを差し込んで、てこの原理を応用して掘り起こす。
我々素人は途中で折ってしまうことが多く、商品価値がなくなってしまう。


来年のために親竹は残しておくのだそうだ。


何も嵐山や嵯峨野だけでなく、ここ乙訓地方には素敵な竹林をたくさん見ることができる。




農家の臨時販売所。
この時期阪急沿線の各駅前では、この様な光景を至る所で見ることができる。