観光客・ウルグアイ

とある中華料理屋でひとり昼食を摂っていた時、隣の席に若い外国人男女が座った。
英語のメニューはあるのだが苦戦していたようなので、片言の英語でお手伝いをした。

その時の情景を思い出すままに。
・エビのことが良く分からないようで、shrimpと説明しても、fishかと聞かれて困った。
 ロブスターの小さい物だと言ったら納得していたようだったが果たして、、、。
・餃子をそのまま食べようとしたので、餃子のたれを教えた。感謝された。
・ラーメンセットを食べていたところ、それはなにかと聞かれたので、チャーハンと答えた。
 余り関心をひかなかったようで、fried riceとでも言えばよかったか、、、。
・どこから来たのか聞いたところ、ウルグアイとの答え。最初はよく聞き取れなかったほど珍しい国の名前で、
 ウルグアイの人と話したのは生まれて初めてである。
・東京で2日、京都で2日。その後香港、上海はじめ3か月かけて世界旅行をするとのこと。
 そのエネルギーに驚いた。
・東京より京都の方がbetterであると盛んに言っていた。何がbetterかは聞き洩らした。
・お勧めの観光スポットはないかと聞かれたので、定番の金閣寺清水寺を紹介したが、
 京都に関する知識はほぼゼロの状態であった。近くの八坂神社も紹介したが、shrineという言葉を全く知らなかった。

親切にした?お礼ということで、帰りがけにこの貨幣をプレゼントされた。
きれいな貨幣で、ウルグアイの有名な動物が刻まれている。名前を聞き説明を受けたが良く分からなかった。
外国の人に10円玉の平等院鳳凰堂を説明するのと同じかなとも思った。

この二人はガイドブックも持たず、行きあたりばったりで行動しているようにも見えた。
京都に来る外国人は非常に増えているが、事前調べもなく来る人も増えているかもしれない。

何より驚いたのは、場末に近いこの店をどのようにして選んだのだろうか?
ラテン系の人の特徴かもしれないが、聞いておけばよかった。