公開講座「禅とこころ」

毎週火曜日に一般も対象にした公開講座花園大学で行われている。
今回のテーマは、チャップリン「街の灯」の禅のこころと題して、
映画(無声映画)のダイジェストを見ながらの講義であった。

眼に見える世界=現実と見えない世界=妄想がある。
人間は普通半眼で世の中を見ている、すなわち妄想にとらわれない、現実にとらわれない、と。
心がしっかりしていないと見えてくるものも見えない。

このように、ノートには印象に残った言葉を書き連ねてはいるが、読み返しても何の事だか良く分からない。

人間は人の役に立つことに生きがいを見出しているという言葉だけは分かったような気がした。

各机には「教堂の祈り」が貼り付けてある。
この内容が花園大学らしく、実にいい。

公開講座で多くの市民が聴講していたが、同時に大学の必須講義でもあるらしく、学生もたくさんいた。
隣の学生は頭からフードを被って、最初から最後までスマホで動画を見ていた。
昔も「内職」をする学生はたくさんいたが、それは他の教科を勉強する人が多く、
マンガなど見ている学生はいなかったように思う。