時代祭・山国隊

地下鉄の駅に向かっていると、遠くから例の笛の音と鼓笛の音が聞こえてきて、
今日が時代祭りの日だということを思い起こさせてくれた。

祭りの先頭を行く山国隊が行列に参加するため、御所に向かっているところに遭遇したのである。

近年では朱雀学区が担当している山国隊だが、そのルーツは京北町にある。
久しく行列への参加が途絶えていたのを、今年101年ぶりに京北からも参加すると
京都新聞に出ていた。いつもより隊列が長い気がするのはそのせいかもしれない。

平安遷都1100年を記念して創設されたのが時代祭りであり、葵祭が上賀茂・下鴨両社、祇園祭が八坂神社の祭りであるのに比べ、
平安講社という組織を作って京都市民全体で担うという性格を持っている。
因みに我が学区は「藤原公卿参朝列」を受け持つ学区の一つであり、何年かに一度担当が廻って来る。

これが、鳥羽伏見の戦いに際して岩倉具視が急遽作らせたとされる「錦の御旗」である。