12月に行われる京都検定、今年の1級のテーマは河川・橋梁ということで、出題確率の高い琵琶湖疏水を歩いてみた。まずはお馴染、ねじりまんぼ。
この上に掲げられている扁額は北垣国道の書で、「雄観奇想」と読める。
インクラインを通って本願寺水道や御所水道の取水口までは歩けるが、その先は第三トンネルで通れないので一般道を歩く。右手に見えるのは旧御所水道ポンプ室。
第二トンネル東口。「仁以山悦智為水歓」
井上馨の揮毫。
第二トンネル西口。西郷従道による「隨山到水源」
普通の橋のように見えるが、ここが今回一番のお目当ての場所、日本で最初の鉄筋コンクリート橋である。
橋の傍にはこの様な石碑が。
確実に出題されると思う。
第三トンネル東口。松方正義の手になる「過雨看松色」の文字。
西口が陽刻で東口が陰刻であるのが分かるだろうか?
勝手に予想する出題問題。
・鴨川は、二条、三条、四条、五条、七条大橋、勧進橋、鴨川の河原で処刑された人物、二条河原落首
・一条戻り橋
・宇治橋断碑、橋姫伝説、源氏物語宇治十帖、宇治川の先陣争い
・保津川、渡月橋
・高瀬川
・鉄道の橋梁もマークする必要があるかも