雛飾り・平野の家 わざ 永々棟

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「江戸時代から現代までのさまざまな雛人形が勢揃い」というキャッチコピーに惹かれて、「平野の家 わざ 永々棟」の特別公開に出かけてきた。
2階に飾られていた享保雛や古今雛など古いものは残念ながら撮影禁止だったが、1階玄関を入ったところには現代(といっても昭和)の雛飾りが、文字通り所狭しと並んでいた。
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北野天満宮の西側に位置するこの家は、日本画家の山下竹斎が大正15年に建てたものを、数寄屋建築を設計・施工する会社が改修したのだが、外観はもとより内部まで数寄屋風に作られていて、一見改修したとは思えない。
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ステンドグラスだけは新調であり、四神を模して作られた。
こちらは白虎と朱雀
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玄武
青龍だけはステンドグラスではなく、屋敷の東側に流れている紙屋川を充てているところが面白い。