味噌松風・松屋常盤


このお店の記事は過去何回か投稿したことがあるが、

隣の町内にあるので手軽なお遣い物として時々利用している。

織田信長石山本願寺兵糧攻めした際に代用食として献上されたという謂れもあるが(諸説あり)、京都には亀屋陸奥松屋藤兵衛、それにこの松屋常盤の3軒があり、それぞれの味噌松風を提供している。店内を眺めているだけで、これぞ老舗と言う光景にいくつも出会える。
火鉢に炭をおこして客をもてなすのも続けてほしいと思う。


ちょうどこの日は若い男性が応接してくれたが、聞けば現当主のお孫さんだとか。まだ大学生だが、一子相伝のこの味を継ぎたいと目を輝かせて語っていたのが印象的であった。