ローカル線の駅・上狛

f:id:mfujino706:20210326102231j:image京都と奈良を結ぶJRをローカル線と呼ぶのは失礼かも知れないが、この辺りは単線で30分に1回しか電車が来ないのんびりとした駅である。
f:id:mfujino706:20210326102238j:image桜と菜の花はローカルの定番か?
f:id:mfujino706:20210326102235j:imageこの地には、高麗寺跡や山城郷土資料館、上狛環濠集落跡がある。近年では、伊右衛門で有名な福寿園発祥の地の方が有名かもしれない。

将軍塚

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青龍殿は最近の建物だが、将軍塚は平安遷都以来1200年以上この地に鎮座している。異変が起きる時鳴動すると言うが、最近ではいつ鳴ったのであろうか?

前日の写真でも分かるように、京都市内を一望できる絶景スポットであるが、青龍殿が出来てから拝観料を払わないと、入れなくなってしまった。

 

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青蓮院青龍殿


運動不足解消を兼ね、将軍塚に登ってみた。粟田神社の横から登り始め30分で到着。降りは15分で知恩院さんの大鐘楼に辿り着くことが出来る、お手軽コースである。

この建物は青龍殿と称し平成26(2014)年に建立されたが、もともと大正2(1913)年に大日本武徳会京都支部武徳殿として北野天満宮前に建てられたものを、移築再建したもので重厚な趣がある。
この中には国宝の青不動が安置されていて、平常は精巧な複製のお前立ちが掲げられている。
御前に座って祈りを捧げた後、立ち上がったところ強烈な眩暈に襲われ、立っていられなくなり思わずその場にしゃがみ込んでしまった。ふと振り返ってみると、広いお堂の中には他に誰一人居なくて、僕一人であった。普段は立ち眩みなどしたことがないので、お不動さんが叱咤激励してくださったのかなと思った。それにしても、強烈なオーラであった。

建物の裏手には清水の舞台の約5倍の広さと言われる大舞台があり京都盆地が一望できる。
画面中央に鴨川が見える。今頃はこの両岸は桜で彩られている頃だろう。この舞台からはどう見えるのか楽しみである。
中央が京都御所、その右上の小高い丘は船岡山か。遠くに左大文字が見える。
首を右に振ると、如意が岳の大文字が。
西山連山を遠くに見て、手前には京都タワーと東西両本願寺の伽藍が見える。

空気が澄んでいれば、天王山と男山の間の向こうに、大阪の高層ビル群が見えるはずである。
この舞台に立てばこのように素晴らしい眺望を独り占めできるが、京都市内から東山連峰を見たとき自然の中にこの建物だけが目立つことが、唯一残念な点である。部分最適、全体不最適と言えるのかもしれない。

法泉寺Feb'21

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このお寺は半月に1度更新されている。
聞けば、若いご住職が毎回自分の言葉で紡ぎ出しておられるとのこと。
個人的には、僕の好みのスタイルである。f:id:mfujino706:20210204144855j:plain

花園木辻南町

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみるf:id:mfujino706:20201223123018j:plain
初めて通った道沿いに、思いがけない発見があった。
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糸桜・近衛邸跡


京都御苑北端に位置する近衛邸跡の枝垂桜は糸桜と呼ばれ、京都では早咲きの桜として知られている。確かに、御苑の他の桜はちらほらと言ったところなのに、こちらは既に満開である。

池の水面まで垂れ下がった桜は絵になるのだが、何故だか今年は水が枯れていてその光景は楽しめない。




この一帯だけで60本ほどの桜があるとのことだが、皆さんよくご存じで平日にもかかわらず多くの人で賑わっていた。

広い苑内ではあちらこちらでお弁当を広げる人たちがいて、ほっこりとした春の1日であった。