2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

楢崎家跡

龍馬の恋人であるおりょうさん(最近では龍と書かれている)の生家は医者であったが、勤皇派の医師であった父親が捕らえられ、六角獄舎から釈放後亡くなってから、彼女の生活は一変した。結果的に坂本龍馬と巡り会うことになるのだが、それまで住んでいたの…

my箸・竹の店かめやま

This is my箸である。半年ほど前高台寺の雪月花の会に招かれた帰りに、二年坂の入口にある「竹の店かめやま」で買い求めた。包んでいる布巾は雪月花の会の抽選で当ったもので、上品で気に入っている。my箸はたくさんあるが、わっかがありこのように包めるの…

田中屋改め水口弥

京都ならどこにでもありそうな普通の店だが、名前を変えたところが面白いと思った。食べ物商売なら名前を変えることは珍しくないが、戦前風の店構えや立派な蔵があるところからしても、そこそこ歴史のありそうな店なのに、、、。老舗といわれる中には、商売…

武信稲荷神社

小さな神社である。ここには樹齢850年のエノキ(榎)があり、京都市の天然記念物に指定されている。しかしここが有名なのはその所為ではない。坂本龍馬と関係があると言われているからである。 この神社に隣接して六角獄舎があり、神社のいわれに拠ると、お…

六角獄舎跡

六角獄舎は罪人収容のために設けられていたが、江戸時代になって現在の場所に移された。山脇東洋が罪人の死体を用いて、日本で始めて人体解剖を行ったことでも知られる。 幕末には多くの政治犯(主に尊皇攘夷派)が収容されていたが、蛤御門の変で京都中が火…

佛光寺may2010

通圓・宇治

宇治橋のたもとに店を構えお茶を商っているこの店は、なんせ歴史が古い。平安時代末期1160年創業というから850年も続いていることになる!!現当主で23代目で、24代目も若いが店を継ごうとしている。名前も通円祐介さんというのも興味深い。 昨日のテレビでは…

鴨川河川敷

GW中は概して天気がよく、鴨川も大勢の人で賑わっていた。三条大橋から下流を眺めると、ご存知?「鴨川の法則」に従って、カップル達が等間隔に並んでいた。橋の袂ではストリートミュージシャンが気持ちよさそうに歌っていた。

橘逸勢邸跡

嵯峨天皇、空海とともに三筆として名高い橘逸勢の邸宅の跡である。路地の奥にひっそりと何気なく建っている。この人に関しては教科書で習った程度で、三筆以外の業績は全く知らない。隣の家には、この辺りのいわれが手作りで貼り出してある。今から1200年以…

音羽山トレッキング

GWに帰省した友人達と簡単な足慣らしトレッキングをするようになって、何年経つのだろうか?今年は長野から帰省のK君の計画に従い、山科−音羽山−石山寺のコースを巡った。 牛尾観音までの登り道には、いくつかの古い道標が道案内をしてくれた。 登りきっ…

白峯神宮

この地に蹴鞠・和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅があったことから、蹴鞠の神様と呼ばれ、転じてサッカーや球技の神様として全国から信仰を集めている。そのせいか、サッカー関係者の提燈が奉納されていたり、スポーツ選手の絵馬もたくさん掲げられている。しか…

街なかの藤棚?

桜の季節が過ぎると、次は藤の花である。昨日ハイキングに行った音羽山でも野生の藤が群生していたが、街なかでこんな藤棚(もどき)が見られるとは、、、。よほど花好きの人なのだろう。

京町家の話題三つ。

その1・上京の町家 武者小路通に面したこの町家は、中京や下京とはまた違った趣がある。西側には立派な蔵があるが、その向うは今風の民家やマンションである。 このような「ばったん床机」はいつごろから流行りだしたのだろうか? この家の向いは空き地にな…