2011-01-01から1年間の記事一覧
上京区新町通一条を上ったところにあるこの教会はこじんまりとはしているが、 カトリックの教会という趣がある。 創立100年以上経っているということを、結構充実しているwebsiteで知った。
石本正作品展を開催中の中信美術館に行ってきた。 京都府庁の西側にある京都中央信用金庫が所有する小さな美術館である。 この舞妓の絵をはじめ約20点が展示されていたが、製作年がいづれも 2011年となっていたのに驚いた。聞けば今年度の作品はこれ以外にも…
中京区新町三条を上った町家を改造したレストランである。 エクスクラメーションフードと読む。 いまさら町家レストランは珍しくも何ともないが、 ここは他の店とは少し趣が異なる。先ずは、経営しているのが!-styleというNPO法人であること。 このNPOに関し…
友人である某大学教授のN君と食事をしていた時、京都の蕎麦屋の話になった。 彼は京都出身だが関東での教授経験が長く、京都人には珍しく蕎麦好きである。 彼のお奨めの店がこのおがわである。 ミシュランの一つ星を取ったにこらの話題になったが、彼曰く …
京都の冬を代表する漬物といえば千枚漬である。 慶応元年に初代大黒屋藤三郎が考案したのが千枚漬の始まりであると、 websiteに記されている。 このかぶらの皮を見ると、この場所で製造されているのがよく分かる。 今が千枚漬の季節であることは、この袋の多…
京都地方裁判所の南西角にあるこの店は以前食堂だったような気がする。 一度入ってみたいなと思っているうちにこのように普通の民家になってしまった。 それでも看板?のお多福だけは残っている。 店の名前は思い出せないが、これだけは残ってほしいと願って…
京都の町家の中には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。 ここのお家はどうみても普通の民家だが、通るたびに中身が変わっている。 この空間をこのような使い方…
これなら僕にでも分かる訓語である。
京都で数店舗を展開していたフレンチレストランが店を閉め、 代わりにこのようなラーメン店をオープンした途端に、行列のできる店になったらしい。 場所は烏丸蛸薬師を下ったオフィス街の一角にある。 ところがオープンして数ヶ月でこのような状況に。 行列…
渡月橋から上流を望む先週の土曜日のこと。日本法律家協会近畿支部(裁判官・検事のOBや弁護士で構成)の 京都例会にお招きいただき、1時間弱の講演を行った。場所は嵐山の料亭で。 今年は紅葉が遅いと言われていたが、嵐山もこの通りで、近辺の大河内山荘…
高桐院は細川家の菩提寺で、境内には代々の当主のお墓がある。 この灯籠は開基細川忠興とその妻ガラシャ夫人の墓塔となっている。 もとは千利休が秘蔵していたが、豊臣秀吉に請われた時それを嫌ってわざと裏面三分の一を欠き、 疵物として秀吉の要請を退けた…
大徳寺には20以上の塔頭があるが、一般に公開しているのは4ヶ寺で、 そのうちの一つが高桐院である。玄関まではこのように手入れされた竹垣が連なり 画になる風景である。 お庭は青々としているが、訪れたのは9月だったのでまだ紅葉にはほど遠かったが、 い…
ここが展示室への入口岡崎のみやこめっせでのシンポジウム(東ちづるさんと一緒にパネルに出演した)の帰りに、 斜め向かいの細見美術館を訪ねた。 入口でチケットを買おうかなと思案していたら、後ろから肩を叩かれた。 振り返ると初老の婦人が、「無料招待…
途中乗り換えの川跡駅で。 今年の2月のことだが、ある調査のため島根県出雲市へ行った。 午前中のアポイントだったため、京都から夜行バスで赴いた。 午前5時着では約束の時間まで時間がありすぎるので、出雲大社にお参りすることにした。 交通手段はせっか…
台座の説明文によると、高山彦九郎は江戸中期の尊王の志士で、 上洛ごとに三条大橋のたもと(東海道五十三次の始点・終点)で 御所に向って望拝したとある。 小さい頃の記憶によればもっと大きかったように思うが、今見てみるとそうでもない。 その当時は京…
先月のこと。 日本広報学会なる学会のあるセッションにパネリストとして参加した。 場所は東京都国分寺市にある東京経済大学。 単科大学なのでこじんまりとはしているが、緑も豊かで高い建物もなく、 久しぶりに大学らしい大学の雰囲気を味わった。 高校の同…
お墓参りの帰りにいつもとは違う出口から出ると、そこにはこのような風景が。 名前を聞いたことがある程度の認識だったのでとりあえず訪れてみた。建礼門院御塔 平安の滝 市内にあるお寺とは若干趣を異にし、山寺(深山幽谷ではないが)的な雰囲気がある。 …
今年の初めのことになるが、あるサロンの主宰者Nさんに請われて、ミニ講演を行ったことがある。 演題はずばり「藤野正弘の京都まち暮らし」である。 その会場がこのビルの中にあり、後日改めて案内してもらった。 名前の通り大阪船場に位置するこのビルは大…
折箱と言っても街でよく見かけるダンボール屋さんではない。 料理屋が折り詰めに使用する白木の箱である。 この前(東山二条を西に入った南側)を何回か通るがいつもこのような状態なので、 営業していないのかなと思っていたが、websiteを見るとそうでもな…
地図も空白だらけ シャッター商店街というのはよく聞くが、ここはシャッター地下街か!?という感じである (営業時間内の写真)。 しかも地方都市の駅前などではなく、れっきとした都心、 地下鉄の駅(京都市役所前)や大規模地下駐車場と直結していて、 立地…
火迺要慎(ひのようじん)は京都ではお馴染み 地下水のポンプがまだ残っている 四条通より南側の祇園町は、お茶屋、置屋が軒を連ね、一帯が特別景観保存地区ということもあり、 ビルのない町家だけの地区である。なんでもお茶屋組合が土地を所有していて、 …
いまや野球だけでなく、吹奏楽、写真、科学等高校生が集い頂点を目指す大会が多数存在する。 それらは会場は異なってもそれぞれ甲子園と呼ばれ、ある種一般名詞化してきている。 こんな甲子園もあることを、池坊本部の前を通りかかって初めて知った。 この記…
絞り染めは古代からある手法であるが、着物に使われるようになって 京鹿の子というブランドが確立したように思う。 「総絞りはたかいんやで」と小さい頃に聞かされていたので、今でも絞りの着物を見ると 「高そう」と思ってしまう悲しい性を持っているようだ…
これはきょうとNPOセンター事務所移転の案内状である。 二つ前の事務所(山忠ビル)から前の事務所(いづつビル)に移転したのは 6年以上前のこと(正確には思い出せない)。 その時は事務所探しに文字通り奔走したが、今回は全くノータッチ。 意見すら求…
信心が足りないせいか、余りよく分からない言葉である。
居酒屋でもなければお洒落なカフェでもないけれど、そのどちらも兼ね備えた不思議な飲食店である ZOO(ズー)さんが10月末を以って閉店した。廃業というわけではなく、 今後は西大津の自宅で昼食を主体にのんびりと営業されるとのこと。 年に数回しか訪れ…
早良(さわら)親王(祟道天皇)ら13柱の怨霊を鎮めるため創られた神社である。寺町丸太町を下ったところにも同じ趣旨?の下御霊神社があるのに対して、こちらは上御霊神社と呼ばないところに本家の矜持があるのだろうか。 管領畠山政長を義弟の畠山義就が襲…