明治になって首都が東京に移り、このままではいけないと、京都の町衆が教育による復興を目指して、全国に先駆けて64の小学校(番組小学校)を作ったことはよく知られているが、それらの資料をはじめ、京都市の学校に遺されていた教科書や教材や卒業生が寄贈…
古来、陰陽道では北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。 この鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門の守護には石清水八幡宮が当て…
チャンス君が向こうからやってくるのが描かれている。
東日本大震災から13年が経過。直後から東北に赴き、音楽で支援活動をしている京都のミュージシャンたちが復興支援ライブを催した。コロナ禍で中断していたが、今年は久々の有観客ライブであった。 4組のアーティストの演奏の合間に ミンナソラノシタ | 京都…
もとは南禅寺の境内であったが、明治20年代の琵琶湖疏水開通により、別荘が開発された。その数15という。 京都市の所有となった無鄰菴以外は、非公開のところが多く、名前すら知られていないところもある。縁あって、そのうちの1か所を見学できるという僥倖…
岐阜から入洛した友人夫妻のリクエストによりこの展覧会へ。 なんでも、村上隆という人は現代アートの巨匠で、国内外で高い評価を受けている人ということだが、名前も存在も全く知らなかった。 いつもの展覧会と異なり、若い人や外国人も多く見かけた。 もの…
京都は難しい地名が多いが、その中でもこれはかなり上位に来るだろう。 個人的には、通り名は読めるが町名はお手上げである。
案外そうかもしれない。
由良が岳に登る予定で京都丹後鉄道あおまつ号に乗ったが、折悪しく2日前に降った雪の影響で登山は断念。 有名な由良川鉄橋を間近で撮影したが、いまいち迫力は感じられなかった。撮影の腕前のせいだろう。 素朴な旅館で設備は(?)だったが、カニだけは満…
言われてみれば確かにその通りだが、今まであまり気にかけたことはなかった。
昨年に引き続き厳寒の上高地に挑んだ。 今回は永年の山仲間5人衆のうち仕事の都合で2人が参加できなかったが、20歳も若い二人に引っ張ってもらい何とか踏破することができた。 冬季は車が通れないので、ここから歩く。釜トンネルは長さ1310mをかけて100mほ…
分かりやすい法語である。
綜芸種智院と言えば、弘法大師が建てた大学と高校の歴史で習った記憶がある。 その跡地には、西福寺というお寺が建てられている。 写真を撮っている時、長いこと熱心に拝んでいる女性がいたが、安産石薬師如来という石碑が立っている所を見ると、その祈願か…
宝引きという言葉は初めて聞いた。 仏教界では福引のような意味があるのだろうか?欲張って「全部ほしい」と言えば、「蜘蛛の糸」のように切れてしまうのだろうか⁉
京都の街中を歩いていると、思わぬ場所で「御陵」に出くわすことがある。 平安時代以来、歴代天皇は鳥辺野や嵯峨野に埋葬されていることが多いが、後土御門天皇といえば室町時代応仁の乱前後の人で、この時代この場所(今出川千本)は決して辺鄙なところでは…
「これまでが、これからを決める」のではなく、 「これからが、これまでを決める」と言うことらしい。
夏の町内行事と言えば地蔵盆であるが、我が町内では冬(12月)にレクリエーションと称する大人のための行事がある(多分どこの町内もそうだと思うが)。町内のコミュニケーションを図り、親睦を深める重大な行事である。どんな行事にするかは毎年の会長さん…
古来、陰陽道では北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。この鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門の守護には石清水八幡宮が当て…
今年も多くの出会いがあり、いくつかの悲しい別れもあった。
ラグビーリーグワンの開幕戦を観戦するため、わざわざ神戸のさらに先まで出かけた。今年はワールドカップのあった年であり、そこで活躍した世界のスーパースターたちを日本で見ることのできる絶好の機会である。 この試合では、日本代表の具智元(僕の大好き…
京都の街中を歩いていれば、どこにでもお地蔵さんがおられ、これも殊更珍しいものではないだろう。 しかしこれを取り上げたのは、お地蔵さんがおられる場所が駐車場の一角、しかも金融機関(京都信用金庫)の敷地内であるのが面白い。 多分、駐車場になる前…
いつも思うことだが、幼稚園児には難解すぎる法語である。 察するに保護者向けかな?
6月から月1回で始まった連載も、早いものでもう最終回となった。 もっと書きたいテーマもたくさんあったし、書き足りない記事もたくさんあった。この間、多くの人から読んでるよと激励され、京都新聞の読者が意外と(失礼!)多いことを知った。 読んでい…
先月のこと。清華園で食事をしていたら、こんなイベントがあるというので、ラグビー好きのOさんを誘って出かけた。 元日本代表でキャップ20の中村直人さんメンバー紹介 | 株式会社なおかつオフィシャルサイト のトークショーだが、本人はラグビー大好き作家…
うちの近所のお寺さんで、正信偈の勉強会を定期的に開催していて、興味がある。
醍醐寺の後は再び地下鉄東西線に乗り蹴上で下車。 紅葉見物で大混雑の南禅寺を横目で見て、京都市京セラ美術館へ向かった。 竹内栖鳳の特別展で、画学生の頃から円熟期までの作品展示で、とても見ごたえがあった。 どういうわけか、有名な「絵になる最初」と…
毘沙門堂のあとは地下鉄に乗り醍醐寺へ。 醍醐寺の拝観料は三宝院とセットなので高いのは前から知っていたが、 その三宝院はお庭を横から見るだけで、表書院(国宝)や醍醐棚がある建物に入るには更にお金がいる仕組みになっている。有名な庭園の藤戸石もこ…
山科にある毘沙門堂は天台宗五箇室門跡寺院の一つで、今までは洛東の隠れた紅葉の名所だったが、今では外国人も多く訪れていた。 最大の見どころはこの参道であり、 この日は二組が結婚写真の前撮りをしていた。 写真では分からないかもしれないが、好対照の…
西山浄土宗の総本山、光明寺。以前は隠れた紅葉の名所だったが、今では多くの観光客(参拝者ではない?)が訪れるようになり、入場料(参拝料ではない?)まで徴収するようになってしまった。 今回は、年に数回入洛する岐阜の友人夫妻を案内しての参拝?であ…
嵐山から車折神社を経て住宅街の中を歩いていると、忽然と大きな古墳が目に飛び込んできた。 蛇塚古墳と呼ばれ、この一帯は渡来人の秦氏の支配地であったので、多分その一族の墓であろう。 周辺をうろうろとしていると、古墳の管理を任されている近所の人が…