花だより

醍醐寺

毘沙門堂のあとは地下鉄に乗り醍醐寺へ。 醍醐寺の拝観料は三宝院とセットなので高いのは前から知っていたが、 その三宝院はお庭を横から見るだけで、表書院(国宝)や醍醐棚がある建物に入るには更にお金がいる仕組みになっている。有名な庭園の藤戸石もこ…

毘沙門堂

山科にある毘沙門堂は天台宗五箇室門跡寺院の一つで、今までは洛東の隠れた紅葉の名所だったが、今では外国人も多く訪れていた。 最大の見どころはこの参道であり、 この日は二組が結婚写真の前撮りをしていた。 写真では分からないかもしれないが、好対照の…

光明寺

西山浄土宗の総本山、光明寺。以前は隠れた紅葉の名所だったが、今では多くの観光客(参拝者ではない?)が訪れるようになり、入場料(参拝料ではない?)まで徴収するようになってしまった。 今回は、年に数回入洛する岐阜の友人夫妻を案内しての参拝?であ…

清滝

12月に行うトレッキングの下見で清滝から嵐山まで歩いた。 紅葉の向こうに愛宕山が見える。あの麓までバスで20分ほど。 8時前という時間でも、中華系の人々が大騒しながら楽しそうに写真を撮っていた。 清滝。その名も金鈴橋からの風景、紅葉のピークは過ぎ…

三室戸寺

三室戸寺は花の寺として知られ、特にアジサイが有名である。 サラリーマン時代の同期が夫人同伴で、アジサイを見るために浦安、川崎、岸和田からやってきた 残念ながらまだ早かったようで、これが精いっぱいであった。 このお寺は西国三十三か所観音霊場の第…

モッコウバラ

漢字で書くとこのようになる。 木香薔薇 アーチの向こうには本物の(?)バラも咲いているのだが、写真に収めることはできなかった。 この他、コデマリやニチリンソウも花を付けている。 隣にはこの間まで椿が赤い花を付けていた。百花繚乱とまでは行かない…

行列のできる、醍醐寺

醍醐三宝院の前では凡そ50人ぐらいの行列が午前9時の開門を待っていた。 豊臣秀吉で有名な醍醐の花見行列は通常4月第2日曜日だが、この調子ではその頃には散り始めているかもしれない。 我々の目的は上醍醐から牛尾観音、音羽山なので、行列には目もくれず桜…

春のお彼岸

春のお彼岸の時期に、円山公園の枝垂桜がこれほどまでに開花しているのはあまり見たことがない。 見物客は圧倒的に外国人が多かった。 アジア系の人たちが喜んで撮影していた。

すでに満開・糸桜

京都は開花宣言が間近だと思うが、京都御所近衛邸跡に咲く糸桜はすでに満開である。 例年と比べて早すぎるので皆さん気が付かないのか、見物客はまだ少なかった。 糸桜の手前に椿の大木があり、今を盛りと糸桜と競うように花を付けていた。 今出川通を挟んだ…

御池桜

寒風吹きすさぶ中、今年も健気に咲いている。 不断桜という種類だそうだ。

大河内山荘

総勢14人で愛宕山に登る予定をしていたが、あいにくの雨予報で登山は中止。 しかし、東京や兵庫から来た人もいたので、何とか皆さんをおもてなしせねばと急遽嵐山観光へ。 紅葉の候補地はいくつかあったが、ほとんどの人が行ったことがないというので、大河…

初夏に紅葉?

我が家の表庭に植わっているもみじが、秋でもないのに紅葉している。 高塀越しに通りからも見ることが出来る。 この木は秋にも紅葉するのだが、何という種類なのだろうか? いわゆるイロハモミジとは違うのかもしれない。

西山艸堂

昨年晩秋のひと時、愛知や大阪からの知人を伴って、湯豆腐で名高い西山艸堂(せいざんそうどう)を訪れた。天龍寺境内の塔頭妙智院で味わうのは、森嘉の嵯峨豆腐を使った湯豆腐定食(メニューはこれのみ)。湯豆腐の先付として、ひろうすやなすび田楽、湯葉…

大河内山荘・敷もみじ

大河内伝次郎といえば往年の時代劇の大スターで、「しぇいは丹下、名は左膳?」なる独特のせりふ回しが印象深かったが、一緒に行った先輩はもちろん知っていたが、60代と50代の女性陣はご存知なかった。 その大河内伝次郎が30年間にわたってコツコツと作り上…

真如堂

自分の中では隠れた紅葉の名所だと思っているが、テレビ等で取り上げられたお陰で、大勢の人が訪れていた。 特に東門から境内に入った途端に、鮮やかな紅葉が目に飛び込んでくるのが好きである。 11月29日撮影。

糸桜・近衛邸跡

京都御苑北端に位置する近衛邸跡の枝垂桜は糸桜と呼ばれ、京都では早咲きの桜として知られている。確かに、御苑の他の桜はちらほらと言ったところなのに、こちらは既に満開である。 池の水面まで垂れ下がった桜は絵になるのだが、何故だか今年は水が枯れてい…

真葛が原・円山公園

昨日今日の暖かさで、京都市内ではあちらこちらで桜が咲き始めた。 真葛が原とは円山公園周辺一帯をさすらしいが、写真の側にある料亭菊乃井が使っている以外は、あまり聞いたことがない。 お馴染の円山公園の枝垂桜は蕾固しというところか。 咲いているよう…

旧成徳小学校

河津桜を除けば、多分京都市内の町中で一番先に咲く桜ではないだろうか!? 案内板によると、「春めき」という珍しい苗らしい。望遠カメラを構えた人も、携帯のカメラの人も柵に張り付くようにして、思い思いに写真を撮っている。 大正8年にこの地で日本最初の…

梅宮大社

その名の通り梅の名所として知られている。 一の鳥居を抜けて参道の脇にも梅が咲いている。 安産と造酒の神様らしく、門の上にも酒樽が奉納されている珍しい光景を見ることが出来た。 全国の酒蔵から奉納された樽が飾られている。 このお社から10分ほど西に…

秋明菊

庭のシュウメイギクが花盛りなので、何輪か手折って花瓶に挿してみた。小学生の頃は「襲名菊」だと思っていた。多分、その時分に誰か歌舞伎役者の襲名があったから、そう思い込んでいたのだと記憶している。

百合の花

今はもう使わなくなった駐車場跡に百合の花が(ひっそりとではなく)堂々と咲いていた。もとよりコンクリートの上に球根を植えたわけでなく、土と一緒にどこからか運ばれ来たのだろう。この花に限らず、種の保存に熱心なこれらの植物のお陰で、我が家の庭は…

どくだみの花

どくだみの花もこうやって生ければそれらしく見えるから不思議である。 以前は花の咲く前にせっせとどくだみを抜いていたが、とても駆除できるものでもないと諦めて、最近は愛でるようにしている。

庭の花たち

亡き母が庭の片隅に植えた薔薇の苗木。伸びるに任せて手入れなどしてこなかったら、どんどん大きくなってしまった。 毎年大輪の花が次から次へと咲き乱れ、我々の目を楽しませてくれる。 こでまりともっこう薔薇は妻が育てたもの。

満開・岡崎疏水

3日までの曇天、雨模様に比べて、昨日は気温も上昇し本来なら絶好のお花見日和であった。 徳成橋から東山を望む。桜の向こうにかすかに大文字が見える。 花筏をかき分けて鴨が悠々と泳いでいた。 平安神宮の横から西を見る。

琵琶湖疏水・鴨川・御所南

4月に入ってから青空に恵まれる機会が少ないが、その間にも桜は咲き誇っていくので、曇天の下ではあるがまとめてアップする。 冷泉通りと並行に流れる琵琶湖疏水の桜並木。 丸太町橋から上流を見る。 振り返って下流を見る。 川の真ん中から上流を見る。鴨川…

嵐山

嵐山のとあるところへ行くのに、約束までに少し時間が有ったので、竹林まで足を延ばしてみた。 まさか、人が映りこまない写真を撮れるとは思っても見なかった。もちろん、観光客はゼロではないが、少し前までは考えられなかった光景である。 渡月橋を渡るの…

山越の桜

右京区山越は、平安時代に千代の古道が通っていた一帯に当たり、現在は造園業者の農地が多くみられるところである。 桜守として有名なこの 佐野藤右衛門さんの敷地には、全国各地の希少桜をはじめ多くの桜が楽しめるところとして、毎年多くの花見客でにぎわ…

シダレザクラ・出水の小川前

京都御苑の中では、近衛邸跡の糸桜の次に咲きだすのが、「出水の小川」前のこの枝垂桜である。 この南側は、ユキヤナギの生垣と化していた。 一方、1週間前にお参りした上賀茂神社では、一の鳥居の横に一本咲いているだけで、 境内の枝垂桜は眠ったままであ…

岡崎疏水

5日前に撮影したものだが、午前中はどんよりしていたものの、 昼からは満開の花を愛でる絶好のお花見日和となっていた。

嵯峨野の春・植藤造園

桜守として有名な佐野藤右衛門さんの造園は、見事な桜が見られるとあって(しかも無料)、この時期多くの人が訪れる。 昨年の台風21号で被害を受けたので今年の公開は危ぶまれていたが、それは杞憂であった。 訪れたのは今週火曜日であったが、ご覧のとおり…