行事
京都では8月23,24日に子どもたちの安全と健やかな成長を願う地蔵盆が各町内で行われる。 この日は朝早くから夜遅くまで町内総出で、特にお役に当たった家は大忙しの一日である。 年々参加者が減ってきて、今年は子どもは7名だけの参加と寂しい限りであるが…
今日は6月30日。1年の半分が過ぎた区切りの日である。 京都の神社では夏越の大祓いが行われ、半年の穢れを拭い、次の半年の無事を祈る儀式が行われることは前回書いた。今日、我が家に妻の友人が二人来られた。妻は「水無月」はお客さんが持ってこられると…
半年間の穢れを落とすために茅の輪をくぐる。左、右そして左と回る。 最近、茅の輪を設置する神社が増えてきたように思う。 これで、6月30日に水無月を食べれば、上半期も無事終了である。
神護寺は、僕の最も好きなお寺の一つである。 高雄のバス停から急な石段を上ること20分で、風格ある山門に到着する。 毎年、5月1日から5日まで国宝6点を含む多くの寺宝が公開され、虫払いと呼ばれている。 教科書で習った源頼朝像や平重盛像の本物をガラス越…
まさにその通りで、ウクライナやパレスチナで同様のことが行われている。 そしてそれは現代の日本でも同じことがいえるかもしれない。 大谷祖廟に隣接して広大な東大谷墓地があり、ご先祖様は16区に眠っている。 松や南天はお彼岸の花として相応しくないかも…
報恩講とは、親鸞聖人を忍ぶ法要であり、11月21日から28日にかけて営まれる東本願寺のそれが有名である。旧暦11月28日が親鸞聖人の祥月命日に当たるのでこの日に行われるのだが、宗派によっては新暦に直して1月に行われることもあるそうだ。 10月は母親の永…
6月30日は半年の終わりで、京都では色んなお約束事がある。 夏越の祓もその一つで、茅の輪をくぐり半年の穢れを祓いこれからの半年の無病息災を願う行事で、最近では多くの神社で行われるようになってきた。 もう一つは「水無月」という和菓子を食べること。…
春のお彼岸の時期に、円山公園の枝垂桜がこれほどまでに開花しているのはあまり見たことがない。 見物客は圧倒的に外国人が多かった。 アジア系の人たちが喜んで撮影していた。
お千度詣りとは、町内こぞって地元の氏神さんに詣で、家内安全や町内安全をお祈りする庶民の行事である。本殿の周りをぐるぐると回るのであるが、回った回数をカウントするために竹串を手にもってまわる。 実際は千回も回れるはずもなく、何らかの法則がある…
この法語は難しい お彼岸のお墓詣りで撮影した。 [
我が町内は、残念ながら今年のお地蔵さん(地蔵盆)の行事は中止になり、お寺さんへのお参りだけになった。 ふご降しは小さい頃の最大の楽しみであったが、今はほとんど見かけない。
お盆の入りの日にお墓参りを行ってきた。 例によって酷暑真っ只中のお参りなので、なかなか辛いものがあった。 それを避けるためにと、大谷祖廟(東大谷)では、夕方から夜間の参拝を勧めている。 万灯会がそれである。 1万個の提灯が灯されるそうな。 さす…
「ひちぎり」と呼び、京都では雛祭りに欠かせないお菓子の一つである。 3月26日に来客があったので亀末廣で求めようと思って電話してみたが、旧暦の節句に合わせて3月28日から4月3日までの限定販売とのことで、残念ながら叶わなかった。それならばと、新暦の…
冷泉家はじめ他の旧家を見習って(単に行動が鈍いだけだが)、旧暦で飾っている(今年は4月3日が旧暦の3月3日にあたる)。写真は昨年撮影の物。 箱書きに文政3年とあるから、多分江戸末期、今から200年前のお雛様 それから50年後、多分明治初期のお雛様…
仁風庵はブライトンホテルの北側に位置する立派な京町家である。普段は非公開だが、3月3日、4日限定で今年初めて雛飾りを展示された。 御殿の奥に座っているのは初めて見た。名古屋で多い仕様と聞いた。 お店は室町にあるので、祇園祭の時は屏風祭りとし…
「江戸時代から現代までのさまざまな雛人形が勢揃い」というキャッチコピーに惹かれて、「平野の家 わざ 永々棟」の特別公開に出かけてきた。 2階に飾られていた享保雛や古今雛など古いものは残念ながら撮影禁止だったが、1階玄関を入ったところには現代(…
6月30日は半年の穢れを祓い、残りの半年の無事を祈る夏越の祓い神事が、各神社で行われる。最近では茅輪くぐりも定着してきたようで、長蛇の列となる。 夏越の祓いに関しては、このブログで毎年のように取り上げているので、 そちら を参照されたし。 30日の…
昨日はここで母の13回忌を執り行った。
と言う訳で、お彼岸の中日にお参りしてきた。 ご先祖様にお願いばかりで、心通わせるにはほど遠かった。
東寺の骨董市と言えば、毎月21日の弘法大師の命日に開かれる市(通称弘法さん)が有名だが、こちらは毎月第一日曜に行われるガラクタ市で、業者の数も少なく扱い商品も若干異なっているように見える。 掘り出し物を見つけるために出かけたのではなく、我が家…
この行燈は地蔵盆の時に各家の玄関に掲げるものである。 最近ではすっかり見かけなくなったが、これは我が家の子どもたちがまだ幼かった頃、妻が描いたものである。 僕が小さかった頃は子どもたちがめいめいに描き、それがどこかの家の前に飾られたものであ…
今年の地蔵盆は、残念ながら規模を大幅に縮小して、役員だけがお参りするお寺さんの読経だけになってしまった。 このお寺さんが例年お参りする他の4つの町内も同じ方式を取ったとのこと。 この石像は3,40年ほど前に行われた町内の道路工事で地中から出てこら…
このお寺のルーツは鎌倉時代にまで遡るが、1918年に2つのお寺が合併して涌泉寺と言う名前になった。 本堂の裏手には五山送り火の一つ妙法の「法」の字があり、このお寺が管理しているそうな。 毎年8月15,16日に松ヶ崎題目踊りが行われるのだが、果たして今年…
6月30日は1年の折り返しの日であるが、今年の上半期は多くの人にとって過去経験したことのない半年であったろう。この日、京都では厄除けの夏越の祓いに因んで、水無月を食べる風習が昔からある。小豆は悪魔祓いを意味しているとか。 写真のは8人前を一つに…
妻の実家に眠っていた五月人形を今年初めて飾ってみた。兜は行方知れずのため、息子が生まれた時にプレゼントされた団地サイズの大将さんを真ん中に配置した。 妻の父親が生まれた時に買ってもらったものらしく、110年以上経っている。 こちらは鷹匠か。 馬…
今年は閏年なので、今日が春の彼岸のお中日に当っている。 東大谷さんの墓地では、参拝客が引きも切らず階段を昇っていた。 不要不急の外出は避けるようにとのお上のお達しなどどこ吹く風で、つまるところ必要だからお参りしているのであり、生活の一環とし…
幸運なことに顔見世のチケットをいただくことができたので、南座へ出かけた。 夜の部で4作演じられたが、魚屋宗五郎の芝翫が熱演であった。 若手4人による越後獅子も良かった。 贔屓筋による竹馬と呼ばれる歌舞伎独特の花輪? 場内は和服を着飾った女性が多…
心配された台風の影響もなく、今年の五山の送り火は無事終了した。この辺りもしばらくの間は静寂を保つことだろう。
極めてクローズドな集まりで、大文字保存会長谷川会長の話を2時間に渡って聞く機会があった。 送り火はこの世に帰ってきた精霊を再びあの世に送るというお盆の行事であり、広く行われるようになったのは、仏教が庶民の間に浸透していった室町時代以降である…
6月30日は1年の前半最後の日。京都の各神社では夏越の祓いが行われる。 夏越の祓いは半年間の罪の穢れを祓い、残り半年を無事に過ごせるように神に祈る行事である(京都検定テキストより)。 この神社は当日だけでなく、1週間の長さでサービスに努めている。…