アートな現場

村上隆もののけ京都 展

岐阜から入洛した友人夫妻のリクエストによりこの展覧会へ。 なんでも、村上隆という人は現代アートの巨匠で、国内外で高い評価を受けている人ということだが、名前も存在も全く知らなかった。 いつもの展覧会と異なり、若い人や外国人も多く見かけた。 もの…

お地蔵さんat銀行

京都の街中を歩いていれば、どこにでもお地蔵さんがおられ、これも殊更珍しいものではないだろう。 しかしこれを取り上げたのは、お地蔵さんがおられる場所が駐車場の一角、しかも金融機関(京都信用金庫)の敷地内であるのが面白い。 多分、駐車場になる前…

竹内栖鳳展

醍醐寺の後は再び地下鉄東西線に乗り蹴上で下車。 紅葉見物で大混雑の南禅寺を横目で見て、京都市京セラ美術館へ向かった。 竹内栖鳳の特別展で、画学生の頃から円熟期までの作品展示で、とても見ごたえがあった。 どういうわけか、有名な「絵になる最初」と…

光明寺

西山浄土宗の総本山、光明寺。以前は隠れた紅葉の名所だったが、今では多くの観光客(参拝者ではない?)が訪れるようになり、入場料(参拝料ではない?)まで徴収するようになってしまった。 今回は、年に数回入洛する岐阜の友人夫妻を案内しての参拝?であ…

蛇塚古墳

嵐山から車折神社を経て住宅街の中を歩いていると、忽然と大きな古墳が目に飛び込んできた。 蛇塚古墳と呼ばれ、この一帯は渡来人の秦氏の支配地であったので、多分その一族の墓であろう。 周辺をうろうろとしていると、古墳の管理を任されている近所の人が…

清滝

12月に行うトレッキングの下見で清滝から嵐山まで歩いた。 紅葉の向こうに愛宕山が見える。あの麓までバスで20分ほど。 8時前という時間でも、中華系の人々が大騒しながら楽しそうに写真を撮っていた。 清滝。その名も金鈴橋からの風景、紅葉のピークは過ぎ…

弘法さん・場外編

東寺東門の向かいの店では、弘法さん帰りの参拝客を狙って、着物や小物を売っている店が2軒並んでいた。 毎月21日にしか販売しないという笹屋伊織の銅鑼焼きは有名だが、それとは異なるこの店にも行列が出来ていた。 店頭の籠はすべて売り切れていて、現在…

わかさ生活

ジャスティンビーバーが9月15日に夫人とともに突然訪れ、このキャラクターぬいぐるみを買った店として、もう彼のファンからは「聖地」と呼ばれているそうだ。 数えきれないほどこの店の前を通っているが、入ったのは今回が初めてである。

四条通地下道・スーパーマリオ

いつもは殺風景な四条通地下道がスーパーマリオでカラフルになっていた。 寺町通から麩屋町通までの約100mだけだが、一応常設ということになっている。 任天堂の直営オフィシャルストア「Nintendo KYOTO」が高島屋京都店に開設されたのに合わせたものだと思…

姨捨

昨年に続き、大学ラグビーの練習試合を見学すべく、菅平へ向かった。 前日は時間があったので、信州在住のK君が姨捨の棚田を案内してくれた。 姨捨は江戸時代より田毎の月として有名であるが、現代では棚田百選に選ばれ、日本三大車窓の風景として名を馳せ…

今年の夏

毎年何匹かの蝉の抜け殻が見つかるが、今年は例年になく多い。 異常気象のせいかどうかは分からないが、なんか変かもしれない。 しかし、いつもなら耳をつんざくような蝉の鳴き声はあまり聞かれなかった。 蝉も夏バテしたのかもしれない⁉

三栖閘門

閘門とは、高低差がある2つの河川(この場合は濠川と宇治川)を船が航行できるように作られたいわばパナマ運河のようなものである。 江戸や明治の時代は、京都ー大阪間は水運が主流であった。ところが大正時代に始まった宇治川右岸築堤工事により、伏見港と…

疏水物語

京都市のある委員会に出たら、この飲み物が提供された。 京都市が災害備蓄用飲料水として用意している、京のかがやき・疏水物語として売り出している。 美味しいと言われている京都市の水道水を使用しており、自販機でも販売しているほか、ふるさと納税の返…

ウトロ平和祈念館

宇治市ウトロ地区は、戦前この地に京都飛行場を建設する際、朝鮮人労働者の飯場を設置したのが始まりで、戦後飛行場建設は中止になり、土地の主権者によって立ち退きを迫られた町である。 最高裁まで行った裁判の結果住民が敗訴したが、その後国連社会権規約…

第149回都をどり

都をどりが耐震工事を終えた祇園甲部歌舞練場に7年ぶりに戻ってきた。 都が東京に移って寂れてしまった京都の復活を目指して明治5年に始まったのが149回も続いている(昨年、一昨年はコロナで中止された)、京都の春の風物詩の一つである。 「新華舞台」と…

ストリートピアノ・亀岡

空港ピアノや駅ピアノは世界中で見る(聞く)ことができるが、街角ピアノにはなかなかお目にかかれない。 亀岡駅のバス停の裏あたりの一角に、グランドではないがアップライトピアノが置かれている。 屋外なのでメンテナンスが難しいかもしれないが、設置し…

モッコウバラ

漢字で書くとこのようになる。 木香薔薇 アーチの向こうには本物の(?)バラも咲いているのだが、写真に収めることはできなかった。 この他、コデマリやニチリンソウも花を付けている。 隣にはこの間まで椿が赤い花を付けていた。百花繚乱とまでは行かない…

京津電車大谷駅

蝉丸神社を出て2分ほどで京阪電車京津線(昔は京津電車と言った)大谷駅に着く。 駅が傾いている(?)せいか、ベンチが水平になるように作られている。珍百景に出てきそうだが、大谷選手の話題は盛り上がっているのに、こちらの大谷駅は至って静かである。

内藤提灯店

いつもは制作中の提灯が店頭で乾かされているが、番傘が干されているのは初めて見た。 なんだか唐傘小僧を連想していまい、ユーモラスな店頭となっている。12年前の記事を見ると、内藤傘提灯店の看板が揚がっている。

行列のできる、醍醐寺

醍醐三宝院の前では凡そ50人ぐらいの行列が午前9時の開門を待っていた。 豊臣秀吉で有名な醍醐の花見行列は通常4月第2日曜日だが、この調子ではその頃には散り始めているかもしれない。 我々の目的は上醍醐から牛尾観音、音羽山なので、行列には目もくれず桜…

すでに満開・糸桜

京都は開花宣言が間近だと思うが、京都御所近衛邸跡に咲く糸桜はすでに満開である。 例年と比べて早すぎるので皆さん気が付かないのか、見物客はまだ少なかった。 糸桜の手前に椿の大木があり、今を盛りと糸桜と競うように花を付けていた。 今出川通を挟んだ…

開化堂

銅の茶筒で知る人ぞ知るの開化堂のショーウィンドウ。 夕陽に照らされて鮮やかな文様を描いている。過去の店内写真より ↓

横たわるこけし

東本願寺前に現れた巨大なこけし。名前は花子というらしい。 昨年清水寺門前に現れたとのことで話題になったが、今度は宗旨替えしたか⁉ 裏側もちゃんと「こけし」である。近づくと何やらしゃべっているから面白い。この広場は以前は市道で観光バスなどがよく…

三玄院

京の冬の旅で公開されているというので、大徳寺塔頭三玄院を訪れた。ここには石田三成や古田織部のお墓があるというが非公開で、拝観できたのは原在中の4面の襖絵と枯山水のお庭だけ。お茶室もいくつかあったがそこも非公開。 しかもお庭すらも撮影禁止とい…

昭和の看板

嵐山を出て三条通を東に歩いていたら、ここだけ昭和という一角を見つけた。由美かおるのアースは知っているが、水原弘のは記憶がない。 その他、練炭火鉢や清酒舞姫は初めて見た。

舞妓さんちのまかないさん ・The Makanai

Netflixで1月23日から配信が始まった「舞妓さんちのまかないさん」に少なからぬ関心を寄せている。 Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」公式サイト と言うのも、我が家の小道具が使われているかもしれないのである。wowowで放映された「いりびと~…

雪見障子

今回の大雪は京都では15cm積もったといわれているが、我が家では多分20㎝以上であった。 清少納言は御簾を上げて香炉峰の雪を中宮定子に見せたと言われているが、我が家では御簾の代わりに雪見障子が活躍している。 硝子戸の向こう側はこのような雪景色であ…

エレベーター・京都市役所

財政難の折、500万円もする漆塗りのエレベーターを作ってどないするねん、という声もあるが、 美しさや地場産業の振興という点を考慮してみれば、悪い話ではないと思う。

卯年・岡崎神社

東天王社とも呼ばれる岡崎神社は昔からうさぎが神さんのお使いとされ、境内にうさぎの彫刻がいくつかある。そのため卯年に当たる今年の正月は初詣客で大賑わいで、丸太町通りに長蛇の列ができていたと報道されていた。 混雑を予想して昨年末にお参りしたが、…

組紐問屋大林岩治郎商店

都心のビル街に取り残されたように佇んでいる京町家。 看板にはくみひもとあるが、 横に回るとこの様な看板跡(?)が見える。 元の姿は何だったのか、あるいは表の扁額の「芳巌」と同じ店なのか、想像してみるのも面白い。