お寺

砂川の三軒寺

叡山電車出町柳駅の南に、砂川の三軒寺と呼ばれる浄土宗の三つのお寺が佇んでいる。かつてこの東側に砂川という川が流れていたのでこう呼ばれるらしいのだが、川の痕跡は分からない。同じ浄土宗でも、お寺によって法語の趣が変わっているのも面白いところで…

立本寺

仁和寺街道を歩いていたら、大きな建物が目についた。 山門が閉じられているので中には入れなかったが、正面に近代的なビルディングが見えた。 何かなと思って表に回ってみたら、立派な看板が。 介護付き有料老人ホームとのことで、いかにもゴージャスな雰囲…

楊谷寺

楊谷寺というより柳谷観音として知られている西山の古いお寺である。眼の観音様として有名である。 バスも通っていない不便な山の中にあるお寺だが、最近とみに脚光を浴びているという。手水鉢に色とりどりの花をアレンジして人の目を楽しませている。あさイ…

建仁寺

1月下旬のこと、「建仁寺に想いを寄せる」と題する京都仏教会主催の催しが建仁寺方丈で行われた。 京都で最古の禅寺であり、優秀な禅僧を多く輩出したことから、学問面と呼ばれている。 余りにも有名な風神雷神図(これは複製)。何年か前、京博で開かれた国…

北向不動尊

地下鉄竹田駅を西に歩いた住宅街の中に、突如として大きな石碑が目に飛び込んでくる。 目を凝らして見てみると、右 よと八はた(淀、八幡)左 ふしみ(伏見)と判読できる。 右側面には 右 京油小路と書かれていて、現にすぐ傍には拡幅された油小路通りが走…

霊源院

通常非公開である建仁寺塔頭霊源院が特別公開をしていたので拝観してきた。 建立当初は、現在の総合大学としての機能を備え、「建仁寺の学問面」を代表する寺院であった(パンフレットより)。今川義元や一休宗純も修行をしていて、彼らの書が残されているほ…

真如堂

自分の中では隠れた紅葉の名所だと思っているが、テレビ等で取り上げられたお陰で、大勢の人が訪れていた。 特に東門から境内に入った途端に、鮮やかな紅葉が目に飛び込んでくるのが好きである。 11月29日撮影。

渉成園・ライトアップ

東本願寺の飛び地である渉成園(枳殻邸の別名の方が馴染みがある)が、この時期だけ夜間ライトアップを行い無料開放している。多分今年が初めての試みだろう。 ライトアップされた紅葉も鮮やかである。 ファインダー越しに見ると、枯れ木の大木もオブジェク…

光明院

正覚院を少し南に下ったところにあるのが、同じく東福寺の塔頭である光明院。 重森三玲の手になる波心の庭が有名である。 2階から見るとお庭全体が見渡せるのだが、撮影禁止と言うことで1階から眺める。 昨晩再放送していたNHKBSプレミアム「京都人の密か…

正覚庵

非公開文化財の特別公開があったので、東福寺の塔頭を訪ねてみた。 東福寺の本堂や三門も公開していたがこちらは素通りして、まずは六波羅門の南に位置する正覚庵へ。 本堂は兵庫県伊丹市にあった白洲屋敷を昭和40年代に移築したものである。 11月23日に行わ…

行列のできる滝・音羽の滝

京都一周トレイル東山コースを下見を兼ねて歩いた。 伏見稲荷大社をスタートし、清水寺でルートを降りるという文字通り京都観光の定番スポット1と2を訪れる半日コースである。 緊急事態宣言解除前でこの状態だから、これからの紅葉シーズン、どれだけの列…

青松寺

青森旅行(8月)の目的の一つは、このお寺を訪ねることにあった。 ご住職(僕らは親しみを込めて和尚さんと呼んでいる)は、本山(本門佛立宗宥清寺)での会議に参加するため、2,3か月に1回京都に来られる。その時は必ず松長で食事をされるので、いつの頃か…

伏見御堂

東本願寺の伏見別院だが、創建の経緯から伏見御坊と呼ばれている。 こちらの碑が詳しい。 鳥羽伏見の戦いのときは、会津藩がここを幕営地とし、御香宮に陣を張る薩摩藩と交戦した。徳川幕府軍の本拠地であった伏見奉行所も近い。

妙喜庵

天下分け目の戦いで有名な天王山の麓にひっそりと建つ建物は、一見すると普通の民家のように見えるが、これこそが世に名高い妙喜庵である。千利休が作った茶室の内、唯一現存する待庵があることで知られている。現在日本にある国宝に指定されている三大茶室…

興聖寺

京都で興聖寺と言えば紅葉で有名な宇治のお寺を思い浮かべるが、こちらは西陣のど真ん中に位置している。場所柄、日蓮宗だと思っていたが、江戸時代に臨済宗に改宗したとのこと。曽我蕭白の菩提寺でもあるそうな。 Wikipediaでは日蓮宗の虚応円耳によって創…

東福寺・八相の庭

東福寺方丈では、方丈を囲んで東西南北それぞれに異なるお庭が配され、八相の庭と呼ばれている。 他の禅寺に多い伝統的な枯山水とは趣が違っているが、これが昭和の作庭家重森三玲の手になるものである。 南庭 同行したM君は自宅で小さな庭を楽しんでおり、…

千姫の墓

徳川幕府二代将軍秀忠の長女で、七歳にして豊臣秀頼に嫁した千姫のお墓が知恩院山内にあるとは知らなかった。大阪城落城に際して坂崎出羽守に救出されたことが、後に坂崎出羽守滅亡の原因となったというドラマチックな逸話でも知られている。 調べてみれば、…

青蓮院青龍殿

運動不足解消を兼ね、将軍塚に登ってみた。粟田神社の横から登り始め30分で到着。降りは15分で知恩院さんの大鐘楼に辿り着くことが出来る、お手軽コースである。 この建物は青龍殿と称し平成26(2014)年に建立されたが、もともと大正2(1913)年に大日本武…

化野念仏寺

化野は、鳥辺野、蓮台野と並ぶ、三大葬送の地であった。 「あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、、、、」と兼好法師も徒然草でよんでいる。 毎年の地蔵盆(8月23,24日)には、8千体のお地蔵さんに蝋燭が供えられる千灯供養が行われること…

一言寺

醍醐の山麓にある、阿波内侍による創建と伝わる。 一言だけ願いをかなえてくださるというので、一心にお願いしてきた。

妙心寺Jan'21

妙心寺には46もの塔頭があるというから驚きである。そのほとんどが非公開なので、他の大寺院のように観光客が居ないので、静寂が保たれている(例外は退蔵院) 広い境内には電柱も見当たらないので、映画のロケにはぴったりである。3月7日(日)には、この…

牛尾観音

昨秋のことであるが、醍醐から高塚山を越えて石山寺までハイキングした時のこと。高塚山を下り切った場所に立派な門のお寺が。 この門は最近になって建てられたもの。 清水寺の奥の院という言い伝えもあるそうだ。 金生水(根性水?)で口を潤して、再び山道…

明智風呂

妙心寺境内に明智風呂と称する浴室が存在する。 以前公開されたときに見学したが、風呂と言ってもサウナのようなもので蒸し風呂と呼ぶのに近いかもしれない。 明智光秀の菩提を弔うために密宗和尚が作ったと伝えられ、明智光秀とは直接関係はない。

妙覚寺

織田信長の京都での宿舎は本能寺が有名だが、実は妙覚寺の方がよく利用されていたというのを、大河ドラマ麒麟がくるで知った。 これだけ広い境内なら織田軍の宿舎としては適任かとも思ったが、 高札によると秀吉の天正の地割によって現在の地に移ったことに…

妙心寺大方丈

ミンナソラノシタが スマイルボタン3.11プロジェクト を立ち上げ、臨済宗大本山妙心寺の大方丈(重要文化財)をお借りして講演会を開催する。 3月7日(日)14時から16時まで。zoomでも参加できるのがうれしい。 妙心寺の方と打ち合わせをするミナソラの代表 …

三宝院

三宝院は醍醐寺の塔頭の一つであり、今から900年以上前(1115年)に創建された。 この国宝唐門は勅使門であり、菊と桐の大きな紋が人目を惹く。 秀吉自らが縄張りして作らせたと言われる庭園。 天下を治めた武将が次々と所持したことで知られる名石「藤戸石…

醍醐寺

豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られる真言宗大本山醍醐寺(パンフレットには何故か真言宗の文字が載っていない)。これは国宝の金堂。 天暦5(951)年創建の国宝五重塔。京都府下最古の木造建築物である。法隆寺、瑠璃光寺とともに三大五重塔の一つとか。 総…

日野誕生院

法界寺に隣接してこのお寺は建っている。親鸞聖人はこの日野の地で産まれて、9歳で青蓮院で得度するまでこの地に住んでいた。 法界寺のパンフレットには法界寺で誕生したことになっているが果たしてどうか? 誕生院と言う名前だがここで産まれたというのでは…

法界寺

日野薬師の別名で知られる山科の法界寺は駅から15分ほど歩く郊外にひっそりと佇むお寺で、藤原北家の流れをくむ日野家の菩提寺である。この阿弥陀堂は国宝で、堂内にはこれも国宝の阿弥陀如来座像が居られる。平等院鳳凰堂に見られる典型的な定朝様式である…

松風天満宮

知恩院の華頂通りに面し、辺り一帯には浄土宗宗務庁や塔頭が立ち並ぶ中にこの天満宮がある。とはいえここは神社ではなくれっきとした浄土宗の松風院というお寺である。 恐らく明治初めに神仏分離令が出された後でも、秘かに抵抗していた名残ではなかろうか?…