2020-01-01から1年間の記事一覧

願照寺Dec'20

知恩院さんの除夜の鐘も一般客は入れずお坊さんだけで催行され、今年を象徴するような大晦日と相成った。

妙心寺Dec'20

まさにその通り

三宝院

三宝院は醍醐寺の塔頭の一つであり、今から900年以上前(1115年)に創建された。 この国宝唐門は勅使門であり、菊と桐の大きな紋が人目を惹く。 秀吉自らが縄張りして作らせたと言われる庭園。 天下を治めた武将が次々と所持したことで知られる名石「藤戸石…

醍醐寺

豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られる真言宗大本山醍醐寺(パンフレットには何故か真言宗の文字が載っていない)。これは国宝の金堂。 天暦5(951)年創建の国宝五重塔。京都府下最古の木造建築物である。法隆寺、瑠璃光寺とともに三大五重塔の一つとか。 総…

泉龍寺Dec'20

年の瀬には、年の瀬らしい法語があるものである。

平重衡塚

法界寺から醍醐寺へ向かって歩いていると、住宅街の中に小さな公園があった。その一角に平重衡の墓と称する塚を見つけた。案内板によると、鎌倉からならに引き渡される際にこの地に居た奥方と別れを惜しんだとある。 東大寺の大仏さんや興福寺を焼き討ちにし…

京都華頂大学Sep'20

さすが宗務庁の向かい側にある浄土宗門の大学だけに格調が高いが、ちょっと難しすぎるかもしれない!?

長尾天満宮

醍醐寺の直ぐ北隣に鎮座する長尾天満宮は、醍醐地方の氏神様とも呼ばれている。 長い階段の途中に、頼政道跡なる高札が建っていた。 源三位頼政が以仁王を擁して平家打倒に立ち上がった時、三井寺から宇治に向けて通った道の跡とのこと。 まさに兵どもが夢の…

聖光幼稚園おひさま発電所点灯式

理事として関わっている きょうとグリーンファンド としては24号機となるおひさま発電所の点灯式に出席した。 洛北松ヶ崎の山麓にある自然豊かな聖光幼稚園 母体である日本聖公会や若き園長先生も、自然エネルギーの普及を目指してとても熱心に取り組んでこ…

憶念寺Nov'20

9月の野村監督の時も思ったが、これらの言葉はどこから探してくるのだろうか?

日野誕生院

法界寺に隣接してこのお寺は建っている。親鸞聖人はこの日野の地で産まれて、9歳で青蓮院で得度するまでこの地に住んでいた。 法界寺のパンフレットには法界寺で誕生したことになっているが果たしてどうか? 誕生院と言う名前だがここで産まれたというのでは…

法界寺

日野薬師の別名で知られる山科の法界寺は駅から15分ほど歩く郊外にひっそりと佇むお寺で、藤原北家の流れをくむ日野家の菩提寺である。この阿弥陀堂は国宝で、堂内にはこれも国宝の阿弥陀如来座像が居られる。平等院鳳凰堂に見られる典型的な定朝様式である…

任天堂旧本社

ディープなまち歩きをする時に必ず紹介するのがこの任天堂の旧本社。建物としても非常に趣を感じる。 「トランプ」は左から、右からは「かるた」というのもとても面白い。 久し振りに通りかかったら、なんとホテルの計画が。 計画では4階建てらしいが、現在…

光明院

いつもと違う道を歩いてみると、新しい発見に出会うことがある。 今までに見たことのない類の法語である。 これだからまち歩きは楽しい。

旧邸御室

仁和寺の周辺は大きなお屋敷が連なっていて、高級住宅街として知られている。仁和寺と双ヶ岡に挟まれた地に、数寄屋造りのお屋敷が佇んでいる。 website では所有者の変遷は明らかでないとあるが、現在はある製材所が所有している。 この一枚板の座敷机に映…

明智越え・水尾の柚子風呂

30年来の山仲間(50代前半2人、60代前半2人、そして僕)と明智越えを通って、水尾の里まで歩いた。 亀岡駅をスタートして古い住宅街を抜ける。愛宕山への参道でもあり、常夜灯がそれを物語っている。 30分ほど歩いて明智越えの入り口に。 明智光秀が本能寺に…

対馬宗氏屋敷跡・桂小五郎寓居跡

最近京都に移ってきた人の曰く、「京都はどこを歩いてもたくさんの石碑に出会う」と。この場所も例外に漏れず、江戸時代の対馬宗氏の屋敷跡である。 この案内板には、この地の平安時代からの変遷が書かれている。 桂小五郎もこの屋敷をしばしば利用していた…

皇室の名宝展

宮内庁三の丸尚蔵館収蔵品を中心に展示されている中で、有名な伊藤若冲の「動植綵絵」図は見どころがあったが、30点のうち4点(前後期併せて8点)しか展示されていなかった。他に円山応挙は1点のみ。「春日権現験記絵」や「蒙古襲来絵詞」などの絵巻物も面白…

西ノ京原町

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。 庶…

泉龍寺Sep'20

このお寺は榎本栄一という仏教詩人(こういう呼称があるとは知らなかった)を取り上げることが多いが、僕には少し難しいかもしれない!?

Bazaar Cafe

京都で10数か所に残っているヴォーリス建築の一つ、バザールカフェ。1932年の建立である。 久し振りに訪れてみたら、隣りが空き地になっていて全容が良く見えるようになっていた。隣にはマンションが建つようだが、ここはそうならないで残ってほしいと願って…

市五郎大明神・御土居

西大路通りの一本東の通りを歩いていたら、このような鳥居を見かけたので参拝した。 鳥居の奥に社殿がありその向こうはこんもりとした森がある。 よくある鎮守の森かと思ったが、あに図らんや御土居の一部が残っていたのである。 御土居の上は特に整備された…

天性寺Oct'20

今月は良寛さん。 季節が溢れている掲示板である。

那須岳・三斗小屋温泉

10月中旬、北関東の那須岳に登ってきた。 那須岳とは、活火山の茶臼岳や朝日岳など一帯の山々の総称であり、那須連山と呼んだほうがいいかもしれない魅力的な山塊である。 同行したのはニュージランドトレッキングに行った仲間に加え、現地で知り合ったSさ…

平野上柳町

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。 庶…

立冬

気付かないうちに立冬が過ぎてしまった。

新築京町家・五条坂

清水寺にほど近い裏通りを歩いていたら、真新しい3棟の町家建築に出会うことができた。 恐らくゲストハウスだと思うが(ダイヤル式の鍵が付いていた)、出格子にすだれ、おまけにエアコンの室外機をカバーしてあるのも奥床しい。 北東の角を鬼門除け風にし…

池大雅・木島櫻谷展

少し前のことになるが、チケットを頂戴したので京都文化博物館で開かれていた池大雅・木島櫻谷展に出かけてみた。 もちろん二人の合同展ではなく、それぞれ異なるフロアでの展覧会であった。 池大雅は江戸時代の文人画家として知られるが、その妻玉瀾は時代…

箱階段

京町家に限らず、昔の家は収納スペースが少ない。 階段の下を利用したこの工夫はなかなか優れもので、先人の知恵を感じることができる。

松風天満宮

知恩院の華頂通りに面し、辺り一帯には浄土宗宗務庁や塔頭が立ち並ぶ中にこの天満宮がある。とはいえここは神社ではなくれっきとした浄土宗の松風院というお寺である。 恐らく明治初めに神仏分離令が出された後でも、秘かに抵抗していた名残ではなかろうか?…