学校文化の舞台裏・京都市学校歴史博物館


明治になって首都が東京に移り、このままではいけないと、京都の町衆が教育による復興を目指して、全国に先駆けて64の小学校(番組小学校)を作ったことはよく知られているが、それらの資料をはじめ、京都市の学校に遺されていた教科書や教材や卒業生が寄贈した資料などを蒐集し展示しているのが、旧開智小学校にある京都市学校歴史博物館である。

常設展示に加えて、今回は「潜入、学校文化の舞台裏」と題する企画展が開催されている。
その中に、僕の寄贈した資料も展示されているというので出かけてみた。


学級委員の任命状や学級日誌が展示されていた。


3月28日までである。

鬼門除け・黒七味

古来、陰陽道では北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。
この鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門の守護には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。
現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。


大和大路の支店である。
祇園の本店に鬼門除けが施されているかは不明だが、
鬼門除けに七味とくれば、鬼もそう簡単には入ってこれないだろう。

YUMEMIDORI 復興支援ライブ2024


東日本大震災から13年が経過。直後から東北に赴き、音楽で支援活動をしている京都のミュージシャンたちが復興支援ライブを催した。コロナ禍で中断していたが、今年は久々の有観客ライブであった。

4組のアーティストの演奏の合間に
ミンナソラノシタ | 京都発・ママ達による福島こども応援プロジェクトも15分時間を頂戴し、活動紹介を行った。

幼稚園留学の紹介(来年こそ再開できれば、、、)と、
発災4日後に福島県郡山市から京都に避難してきた一人のメンバーが、インフラの復興は出来つつあるが、心の復興はまだ半ばであると、涙ながらに語っていたのが印象的であった。

最後は、花*花SANISAI、高田志麻、トミタショウゴ、上條瑞穂による出演者全員でのセッションで、とても迫力のあるフィナーレとなった。音楽の力ってすごいな、と思えるひと時であった。

南禅寺界隈の別荘群


もとは南禅寺の境内であったが、明治20年代の琵琶湖疏水開通により、別荘が開発された。その数15という。
京都市の所有となった無鄰菴以外は、非公開のところが多く、名前すら知られていないところもある。

縁あって、そのうちの1か所を見学できるという僥倖に恵まれた。
写真撮影は不可で、その別荘の名前も公にはできない。
唯一、椿が峰をバックにプロフィール写真を撮ることだけ許可いただいた。

パソコンが不調に陥り、修理に出したりその後のセットアップに手間取り、投稿が滞ってしまった。
今日から、ぼちぼちと再開する。

村上隆もののけ京都 展


岐阜から入洛した友人夫妻のリクエストによりこの展覧会へ。
なんでも、村上隆という人は現代アートの巨匠で、国内外で高い評価を受けている人ということだが、名前も存在も全く知らなかった。
いつもの展覧会と異なり、若い人や外国人も多く見かけた。

もののけの京都ということで、洛中洛外図の中に現代風もののけが潜んでいる(らしい)。
ひと部屋を京都の街中に見立てて、4面の壁に四神を描いている。
これは東の青龍(らしい)。

絵画だけでなくこのようなフィギュアも数多く展示されていたが、こうなるとこの人が何者かは全く分からなくなってきた。

歌舞伎の暫くを描いた(らしい)。辛うじて理解できる⁉
会場入り口では、2体の巨像がお出迎え。

NHKで制作風景の一部を放送していたが、スタッフが200人いるとか⁉
だからか、9月までのロングランで入場料2200円も理解できるかな?