神佛具木彫刻師村上

mfujino7062006-04-03


ふとしたご縁で知り合ってお誘いを受け、村上さんの仕事場にお邪魔した。
親子三代で木彫刻をしておられ、伺ったときは某本山の仏様の光背部分の修理をされていた。明治初期以来の修理とかで、天女の衣が欠けていたり傷みが激しい物も沢山あるそうだ。

何気なく使われているが、どの鑿も高価なもので、僕にはみんな似たように見えるが、部分部分によって使い分けておられる。

全国各地のお寺や神社から引き合いがあり、京都ならではの仕事という気がした。
普段は見ることの出来ない、職人さんの技を見せてもらえた貴重な時間であった。