田中屋改め水口弥



京都ならどこにでもありそうな普通の店だが、名前を変えたところが面白いと思った。食べ物商売なら名前を変えることは珍しくないが、戦前風の店構えや立派な蔵があるところからしても、そこそこ歴史のありそうな店なのに、、、。老舗といわれる中には、商売の業態を変えても名前を継承しているところはたくさんある(造り酒屋が展示場になる、旅館が料理屋になるなど)。「名を惜しむ」より商売の拡大をとったのか、詳しくは分からないので変なことはいえない。

商売柄、この種の創作もお手の物のようだ。