花だより・金戒光明寺


4月第1週のこと。
横浜から来た友人夫婦を案内して桜巡りをして来た。
彼らは事前に行きたいところを地図の上にプロットして準備していたが、その希望をかなえつつなるべく観光客の少ない穴場を訪ねた。
黒谷さん(金戒光明寺)は浄土宗京都四箇本山の一つであるが、ここに来る前に訪れた超混雑のインクラインとは対照的に観光客は少なかった。何よりほとんど外国人がいなかった。



幕末に京都守護職となった松平容保が本陣を敷いた所として知られている。その縁で、会津藩戦没者墓地がある。

数々の著名人のお墓もあるが、明智光秀重臣であった斎藤利三春日局の父)と室町時代の絵師海北友松のお墓が隣り合っている。調べてみると、この二人は友人であったとのこと。

少し前の写真ではあるが、この五劫思惟阿弥陀仏が近年脚光を浴びるようになってきている。