今こそ聞きたい講演会・未来へのバトン


「100年先もみんなそらのしたで幸せに暮らしていてほしい」とミッションに掲げるミンナソラノシタの講演会が10月22日に開催された。第1部で講演予定の菅谷昭松本市長が新たな台風の襲来に備えて松本市を離れることができなくなり急遽不参加となるハプニングが発生。しかもその連絡があったのは前日の朝という大ピンチに。菅谷さんは、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシで5年間医療活動に従事されたお医者さんで、講演を楽しみにしていた人も多かったはず。

プログラムを一部変更しての開催となったが、それでも200名の参加者があり、関心の高さをうかがわせた。
今回の幼稚園留学に参加した福島のお母さんは、京都に来て初めて洗濯物を外で干した。乾燥機と違う感触が嬉しいと話していた。第1回目と2回目に参加したお母さん方も福島から駆けつけてきてくれ、京都の幼稚園で遊ぶ子どもの靴に砂が入っていて涙が出たとも語ってくれた。
世間では福島のことは終わったこと思われているかもしれないが、京都では普通のことがまだまだ福島ではそうではないという現状を聞き、課題山積であると改めて思い知らされた1日であった。

大文字・消し炭

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大文字送り火の消し炭は厄除けになるということで、半紙で巻いてこのように玄関に飾っている家を見かけた。f:id:mfujino706:20190805131518j:plainf:id:mfujino706:20190805131525j:plain
特に銀閣寺参道の両側でよく見かける。f:id:mfujino706:20190805131403j:plainf:id:mfujino706:20190805131409j:plain
土産物店の軒先にも、祇園祭の粽と一緒に飾ってある。

この消し炭は人気があるらしく、送り火の翌日8月17日早朝に火床まで取りに行く人がたくさんいると聞いた。しかし大きな物は前夜のうちに保存会の人たちが持っていくので、小さな物しか残っていないようである。

八神社

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両側に土産物店が並ぶ銀閣寺の参道を上って行き、門の手前を左に折れたところに八神社がある。
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こちらの参道には全く人影がなく、少し気をつけ乍ら階段を上がった先に、拝殿があった。
もとは浄土寺を守護する社だったが、浄土寺が廃れた後も此の地に留まっている。八つの祭神(八柱)がいるのでこの名が付いたとのこと。因みに大将軍八神社という方除けで有名な神社があるが、ここの八柱は別の祭神で、関係はないように思う。f:id:mfujino706:20190802185240j:plain
夜になると灯りがともされ幻想的な雰囲気が醸し出される。