慶長天主堂跡

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これはいつものテーマである鬼門除けではない。近世京都でキリスト教の布教が盛んだった名残の一つである。
近所にあるだいうす(ゼウス)の辻子とも関係があるのだろうか?f:id:mfujino706:20190128135904j:plain
京都市が立てた高札には、この天主堂は10年ほどに取り壊されたとある。

地蔵盆の行燈

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この行燈は地蔵盆の時に各家の玄関に掲げるものである。
最近ではすっかり見かけなくなったが、これは我が家の子どもたちがまだ幼かった頃、妻が描いたものである。

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僕が小さかった頃は子どもたちがめいめいに描き、それがどこかの家の前に飾られたものである。夜になるとロウソクが灯され、自分のがどこの家にあるのか、友達のはどこに掲げられているのかなど、探すのも一つの楽しみであった。

そんな風習も我が町内ではもう廃れてしまった。
寂しい限りである。

今年の地蔵盆・浄光寺


今年の地蔵盆は、残念ながら規模を大幅に縮小して、役員だけがお参りするお寺さんの読経だけになってしまった。
このお寺さんが例年お参りする他の4つの町内も同じ方式を取ったとのこと。

この石像は3,40年ほど前に行われた町内の道路工事で地中から出てこられたもので、爾来町内のお地蔵さんとしてお祀りしている。我が町内にはお地蔵さんの祠が無く、ここ浄光寺さんで預かっていただいている。
本堂に上るのは初めてであり、色々とお話を聞くことができた。お寺の創建は江戸中期であり、現在のご住職は17代目(17世)とか。中央の阿弥陀如来像は約450年前に建立されたと光背に書いてあるらしい。

有名寺院でなくとも由緒ある寺院は、まだまだ京都市内にはあるのだろう。

高台寺よ志のや・閉館

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高台寺と名がついているが、どちらかというと真葛が原。
以前は確かどこかの健康保険組合の保養所だったような気がする。

お墓参りの帰りに利用したこともあったので残念。