六角獄舎跡



六角獄舎は罪人収容のために設けられていたが、江戸時代になって現在の場所に移された。山脇東洋が罪人の死体を用いて、日本で始めて人体解剖を行ったことでも知られる。




幕末には多くの政治犯(主に尊皇攘夷派)が収容されていたが、蛤御門の変で京都中が火災となった時に、脱走を恐れて多くの囚人が殺された。その中には平野國臣ら尊攘派も多数含まれる。現在は盟親という更生保護施設が立っているが、これも前身が監獄ということに関係あるのだろうか?この付近には、斬首した後の刀を洗ったという「首洗いの井戸」跡があり、心霊スポットとなっているようだが、その場所は分からなかった。今度探しておきたい。