大行寺・仏足石






浄土真宗佛光寺派のお寺である。普段は門が閉ざされているが、たまたまなのだろうが通りかかった時に開いていたので、断りを入れてから中に入らせてもらった。
仏足石とは、その名の通りお釈迦さんの足を石に刻み(板木に彫ったものもある)信仰の対象としたものである。古くからのものと考えられがちだが(もちろんインドが起源で、奈良時代に日本に入ってきた)、昭和になって造立されたものも多い。1979年時点で全国に170石あると、大学時代に属していた「文学碑と拓本の会」なる超マニアックなサークルで親しくご指導いただいた加藤諄先生の本「佛足石のために」に記されている。研究が進めばもっと発見されるかもしれない。