芸術の秋その2・文楽劇場

京都の実家と東京の住まいを年に数回往復しているN君に誘われて、
生まれて初めて文楽を観てきた。
彼は文楽ファンでファンクラブのような組織に入っているので、2割引きの恩恵にあずかった。

文楽と言えば人形遣いだけかと思っていたら、
浄瑠璃も主役の一つであることが良く分かって面白かった(無知であった)。

「文化は高尚であらねばならぬ」とは必ずしも思わないが、
文楽劇場を一歩出るとそこは猥雑な大阪を代表する地域である。
少なくとも周辺とは異質の空間である。
ロケーションがよければと思うのは、まだ文化への洞察が足りないのかもしれない!?