ホームカミングデイ

卒業から、25、35、45、50年たった人たちが招待されて(といっても旅費、食事代などは自前です。当たり前だが)母校に集う催しである。

行きの新幹線では、2つ前の席に大滝秀治さんが座っていた。有名人なのに普通車とは少々驚いた。
東京駅のエスカレーターで、みんなが左側に立つのを見て、ここは京都ではないと実感した。
時間があったので、秋葉原小石川後楽園に行った。アキバはすっかり様変わりで、人でも多く、特に外国人(それもアジア系ばかりでなく、アフリカ系も)の姿が目立った。
反対に、後楽園はこんなところが都心にあったのかと思うような静寂さ。徳川光圀が作らせた庭園で、全体に京都を模して作られていて、渡月橋観音堂など京都の地名が多く使われていたのが印象的だった。ただ、木立の向こうにはドーム球場超高層ビルがそびえ、借景を大切にする京都とは異なる思いがあった。