閑院宮邸跡

mfujino7062006-05-26

京都御所周辺には、200以上の宮家や公家の屋敷があったそうだが、明治維新で都が東京に移って後、その大部分は姿を消し、残っている唯一の建物である。
ここが今年の4月から一般に公開されている(嬉しいことに、無料である)。
江戸時代の公家屋敷の面影を知るものとして貴重な建築物である。

小さい頃に屋敷の庭にある池に内緒で忍び込んだことや、時代劇の撮影を頻繁に行っていたことを記憶している。

場所は京都御所の南西角(地下鉄烏丸駅すぐ)で、向かいに拾翠邸(入場料100円)もあり、お手軽ではあるが趣の深い一角である。