友禅流し

鴨川を美しくする会主催の第39回鴨川納涼で友禅流しの実演があった。友禅の製作工程のひとつで余分な糊を水洗いするものであり、以前は京都だけでなく各地の川でよく見られた。最近では化学染料を使っているため川の汚染の心配があり、現在では川で流すことは行っていない。


後方のおなじみの鴨川納涼床(写真では上部に少しだけ写っている)のお客さんは特等席での見物である。幼い頃の記憶ではそばに染色工場があった高野川で行われていたように思う。鴨川のそれは記憶にない。もちろん今回のはデモンストレーションで染料や糊も使用していない反物である。