丹波口




文字通り丹波からの入口であったようである。この碑は最近建てられたもののようで、場所は七条通千本にある。

丹波口といえばこのJR嵯峨野(山陰)線の駅付近だと思いがちで、事実現在の丹波からの道(国道9号線五条通)が目の前を走っているので無理もない。これは山陰線の高架に伴って旧丹波口駅が北へ移動したものであり、元の駅舎がこの丹波口付近にあったので、この名前がついたので、決して間違いではない。この石碑がなければ、後世(現在でも)多くの人が誤解し、それが結局既成事実となっていくのであろう。歴史とはこんなものかもしれない。