保津峡


明智越えの終点を北へ行けば柚子で有名な
水尾の里(ここが京都市右京区とは驚きである)に出るが、
南にとれば暫くして保津川の橋を越えて、トロッコ保津峡駅に辿り着く。

複雑に曲がりくねった保津川に沿っていた山陰線はスピードアップと複線化のため、
小倉山の下のトンネルを通っているが、その分車窓からの絶景は望めなくなってしまった。
しかし旧線は廃止されずにトロッコ列車が嵐山と亀岡の間を走っている。




有名な保津川下りに加えて、最近ではこのようにラフティングも人気がある。
嵐山を散策しトロッコ列車で亀岡まで行き、帰路は保津川下りというのが定番のようである。
従ってこの保津峡駅で乗り降りする人はいなかった。

この駅に来て見て、小学生の時に「飯盒炊爨(死語?)」で保津峡に来たことを思いだした。