きつね丼はおそらく京都にしかない食べ物ではないだろうか？
ひょっとして大阪の一部にはあるかもしれないが、
いままで大阪人から聞いたことはない。
おあげさんの刻んだものを九条ネギと一緒に甘辛く炊き、出来上がったものを
ごはんの上に乗せるだけのシンプルなものである。
僕はこれが大好きで週に一度は食べるほどであるが、
いわゆる食堂とよばれるところにしかおいていない。
親子丼より単価が安いので庶民には人気で、お上品な人は余り食べないのかもしれない。
因みに、きつね丼を卵でとじたものが「衣笠丼」であり、
衣笠丼の具がおあげさんでなくかまぼこなのが「木の葉丼」である。
どうでもいい話かもしれないが、、、。
いろんな店で食したがこの店（東洞院五条下る）のが一番のお奨めである。
その理由はごはんにかかっているだし汁が少ないからである。
別の店ではきつねうどんの具を載せているのかと思うくらい
だし汁が多く、ごはんがべちゃべちゃになってしまっている。
上とは別の店であるが（御幸町綾小路角）、この店ではきつね丼がスターのようである。
