藤田家住宅

おなじみ「京の夏の旅」で公開中の藤田家住宅を拝見した。

明治期の東棟と昭和期の西棟からなる、帯製造業を営んでいた西陣の町家である。
西陣の名前の由来となった山名宗全邸はこの辺りにあったようである。

夏の町家のしつらいとしての籐むしろや葦戸は珍しくないが、

欄間にまで葦戸があるのは見たことがない。
往時の西陣の繁栄を垣間見る思いがする。

床の間に掛けてあるのは西陣織で作られたもの。

我が家で言う所の「内玄関」

この傘立ての様式も見たことがない。

いろいろと参考になることが多かった。