柳生の里からバスに乗って奈良まで引き返すのは能がないので、笠置まで足を延ばした。
笠置寺は巨石がいくつもあり、奈良時代から山岳信仰の修行場であった。
時代を経て南北朝時代、奈良を追われた後醍醐天皇がここに立てこもり、鎌倉幕府と激闘を繰り広げたが武運拙く落城した歴史がある。
笠置型燈籠
高さ15mの弥勒磨崖仏、日本最大最古とある。
十三塔と比べたらその大きさが分かるだろうか?
道中見つけた不思議な花
ようやく着いた笠置町は京都府で一番人口の少ない町で、駅前にくつろぐ店もなかったが、
駅構内のカフェでいただいた笠置サイダーは美味であった。
駅ピアノが設置されていて、若い男性が譜面を持ち込んで熱心に弾いていた。